聴覚障害者の呼び名とその特徴
こんにちは!
静岡県浜松市で「聞こえない人(目で生きる人)の世界を知る基本のキ」
お話会を開いているわだのりこです。
わたしについては、下記記事に書かせていただきました。
「こいつ誰?」と思ったら読んでいただけると嬉しいです!
さて早速ですが、今日は聴覚障害者の呼び名を紹介したいと思いますが、
みなさんが「聴覚障害者」と聞いた時、どんな人が思い浮かぶでしょうか?
手話をする人でしょうか?
補聴器をつけている人でしょうか?
もし身近に聴覚障害の人がいる、という方は
その人が思い浮かぶかもしれません。
実際、聴覚障害者と一言で言っても、その聴力や失聴した時期、コミュニケーション方法などに大きな違いがあります。
聴覚障害者みんなが手話を使えるわけではなく、みんなが補聴器をつけているわけでもありません。
細かく言うと一人一人違うと言えるほどですが、大きな特徴別に3つの呼び名があります。
・難聴者・・・・・補聴器をつける。聴力があるが聞こえ方は個人差あり。
手話を使わない人も多い。*口話、筆談を使う。
老人性難聴もここ。 第一言語は日本語
・中途失聴者・・・日本語を獲得後に失聴。**発話がきれい。***人工内耳を
装用する人もいる。手話を使わない人もいる。
*口話、筆談を使う。 第一言語は日本語
・ろう者・・・・・生まれつき、または日本語獲得前の幼少期に失聴。
補聴器使用しない人も多い。 第一言語は手話
日本語が不得手の人も多い(特に高齢者)
*口話・・相手の口の動きを読むコミュニケーション方法
**発話・・自分の声で話すこと
***人工内耳・・皮膚下に専用装置を埋め込み、聴力を補う器具
【おまけ】
・聴者・・・・・・聞こえる人。健聴者という言い方が一般的かも。
聴者だけに健康の”健”がつくことに違和感を感じる人も
多く、特にろう者の世界では、”聴者”を使う。
ざっくりとした説明でしたが、聴覚障害者といっても大きく分けて
・難聴者
・中途失聴者
・ろう者
に分かれる。というのを覚えていただけたら嬉しいです。
ところで、それぞれの説明に ”第一言語” とあったのに気づかれたでしょうか?
ちょっと違和感を感じたかもしれませんが、、、
この第一言語が意味するところと、”手話”について(たぶん)明日書かせていただこうと思います!
それでは、つたない文章でしたが読んでくださりありがとうございました!
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