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街の一角を視覚エリアにしたら

こんにちは!
ろう社会と聴社会を程よく繋ぐ KIZUNA Deaf&Hearing のわだのりこです。

今日は、昨日フト思いついたことを書きたいと思います。

それは、街の一角を視覚エリアにしたらいいんじゃない?です。
思いついた時に、コレいいじゃん!!とめちゃめちゃワクワクしたので
シェアさせてください。笑

視覚エリアのイメージ

”視覚エリア” としたのは,、”手話"とか"文字"にすると対象者が狭まるので、全部を網羅しているという意味で”視覚エリア”としてみました。
(もっといいネーミングはあると思いますが…)

イメージは、アメリカLAにあるリトルトーキョーとか、チャイナタウン。
その一角だけ独自の文化や言語が尊重されていますよね。
そんな感じで、視覚エリアは、(音声が流れていてもいいけど)手話や文字、映像ですべての情報を得られて、コミュニケーションも、手話、筆談、音声認識ソフトなどでとります。
文化の面で言うと、日本手話を母語とするろう者はろう文化、日本語の文字情報を必要とする難聴者などは日本文化なので、異文化混在になります。

さまざまな利用者

この視覚エリアを利用するのはだれか??
いちばんは、聴覚障害者と言われる”難聴者” ”中途失聴者” ”ろう者”に
最適かと思います。
彼らは、常に社会に対して『情報保証』を求めないと、自分に必要な情報を得られず、置いてけぼりにされる経験をたくさんしています。
世間は、聞こえない・聞こえにくい ということに対して鈍感です。

さらにちょっと複雑なのが、難聴者の多くは日本語の文字で情報があると安心だけれど、生まれつき音を持たないろう者は、日本語ではなく日本手話が必要、また難聴者、中途失聴者の一部の人は日本語を手話化した日本語対応手話がいい、とそれぞれ希望が違うので、こちらを立てればあちらが立たず状態で、みんなが満足するのは難しいことが多いです。
それを一気に解決する、視覚エリア!笑
雇用も生まれるはず。

また、決して聴覚障害者だけではなく、耳が遠くなってきた高齢者とか、
音が苦手な人などにも適した場所になります。
もちろん聴者も出入り自由。視覚エリアを知ることで、普段どれだけ音から情報を得ていたのかとか、視覚で情報を得ることと音で情報を得ることの違いにも気づけると思います。

私個人の想い

今の調和の時代、私個人の気持ちは、健常者と障害者という区別する見方から、特性が違う人という見方に変わっていけばいいなぁと思っています。

私は、盲人の人たちを知らないので勝手な想像ですが、もしかしたら聴覚エリア(音エリア?)とかもあってもいいかもしれないですよね?
(的外れだったら申し訳ないです…)

浜松市さん、どうですかね~?
楽しそうだと思うのですが、実現の可能性はないでしょうか?笑





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