見出し画像

【微艶小説】好きが溢れます

好きが溢れます
好きが溢れます

今にも飛び立ちそうな心に
恥ずかしさを覚えます

そこここに気配を感じます
そこここに手触りを感じます

こんなにも幸福の極みへと
私を導く

咲き誇る薔薇の香りに
息が詰まってしまいそう

記憶の中に
大切に仕舞ってある

あの温もりを
今夜も取り出して

私はもう
ひとりではない

喜びの循環^^