隠れ家のキッチン① -サンパウロ便り
近ごろ近所で増えているのが、ものすごく細長い小径を入って
やっとたどり着くスタイルのこんなレストラン。
奥まっていてなかなかたどり着けないのに
入ってみるとかなり賑わっています。
ここは、店の名前もふるっています。
「fechado -閉店中」
シェフの考え方がありそうで、メニューも斬新。
食事を待つあいだは
ブラジルの環境保護や食文化の本が手に取り放題で
出てくる料理も、ひと味ちがいます。
写真は悪魔風のタコで・・たしかに悪魔になった満腹感。
牛タンの付け合わせは
とろっとろのmandioquinha -マンジオキーニャ、これは
人参とおイモの間みたいなセリ科の野菜です。
*
ここはお茶の時間もスペシャルで
珈琲ひとつとってもほかとコクが違います。
ハイビスカスティーは氷の上にアツアツを注いで
しかもショウガやシナモンでピリッピリでした。
さっそくわが家でもチャレンジ!
*
疫病の時代を超えて
街はすっかり新しい世界に次元上昇しちゃった感。
「何かおもしろいことないかしら」
街ゆく仲間たちとともに
以前にも増して遊び心がくすぐられています。
- ふつうだけどちょっぴり面白い店の話を少し続けます -
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