
第12回 自力の視力回復体験談 0.1以下から0.7まで1年4ヶ月 ~私の近視歴⑥ 眼科での視力検査~星の力
神奈川県横浜市戸塚区の女性ライダー弁護士西村紀子です。
一人の弁護士として、一人のライダーとして、そして、一人の人間として、日々感じたり観察したりしたことで、皆様のお役に立つと思えることを、つぶやき発信していきます。
本日は、『自力の視力回復体験談』。
年齢40代半ば、
視力0.05~0.06(乱視あり)、
左は緑内障(眼圧等により視神経が欠損し、ひいては失明に至る恐い眼病)あり、
メガネ歴33年(コンタクト歴25年)、
であった私が、一念発起により、
1年4ヶ月で、視力を0.7(運転免許眼鏡等条件解除)まで回復することができました。
この体験から、多くの近視の方達に、
実は自力で視力回復できる可能性が高い
ことをお伝えするための企画です。
本日は、第11回。内容は、“私の近視歴 自力の視力回復を目指すまで⑥”です。
中学校入学早々の視力検査で「0.1」となったものの、親に言えなかった私。
夏休みに、九州で親戚の女性から、
“星を見れば、視力は上がるよ。治るよ”
との言葉をもらい、星を見ながら、親に言うことを決意します。
私は、中学1年生の9月に意を決して、親達に、視力検査で視力が「0.1」に下がったことを伝えました。
親達は、がっかりした表情はしていましたが、特に怒ることはありませんでした。
そして、早速、母親が、私を眼科に連れていきました。
眼科で、改めて、視力検査があります。
私は、この眼科に来るまで、少しは視力が上がったのではないかと期待をしていました。
中学入学早々の視力検査で「0.1」となって以降、親には言えませんでしたが、ファミコンはすっぱりやらなくなりました。
ファミコンをやったばかりに視力が下がってしまったのだと後悔していました。
もう二度とやりませんから、視力が上がりますように・・
などと、密かにお祈りしていたものです。
そして、宮崎では、たっぷり星を見ました。
ファミコンをやめて、星も見たのだから、少しは視力上がったかも・・
などと、都合のよい期待をしていたのです。
ですが、現実は、無情でした。
私の視力は、眼科での検査でも、0.1だったのです。
厳しい現実を改めて突きつけられ、私は、お医者さんの前で、ワッと泣き出しました。
そして、ワンワン泣いて、しゃくりあげながら、眼科のお医者さんに、こう聞きます。
「星を見ると視力が上がるって聞いたのですが・・」
これに対して、眼科のお医者さんは、正面からは答えません。
その眼科のお医者さんは、上がるとも上がらないとも言いませんでした。
「授業のときだけ、メガネを掛けるようにしなさい」と言うのです。
私は、もう一度、もう少しはっきり聞きます。
「星を見ると視力が上がるって聞いたのですが、視力は上がるのでしょうか?」
ですが、やはり、眼科のお医者さんは、正面から答えてくれませんでした。
やはり、上がるとも上がらないとも言わなかったのです。
同じように、
「授業のときだけ、メガネを掛けるようにしなさい」と言うだけでした。
このとき、せめて、
“上がるかもしれませんね。頑張ってみたらどうですか?”
とでも言ってくれたら、どんなにか、心強かったかしれなかったのですが。
(続く)