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【海外幼児教育&カナダ公立小学校】カナダの公立小学校に採用された経緯

こんにちは!
カナダの小学校でお仕事をしているNorikoです。

今回はカナダの公立小学校に採用された経緯についてお話しします。

カナダに移民してから数年、移民向けの無料語学学校に通っていました。その後同じビル内にカナダの高校卒業資格が取得できるプログラムがあり、そこで高校卒業資格を取得しました。さらに移民に特化した就職支援プログラムを利用して保育所で数週間のインターン経験後パートタイムのお仕事をもらうことができました。その後カレッジ生活が2年続き、卒業時に地元の教育委員会に採用されました。

と、ざっくり説明するとこんな感じです。
カナダで就職するときに一番厄介なのは「リファレンス」という文化です。これは3人の知り合いにリファレンスになって欲しいとお願いし、面接時に3人の連絡先と関係(上司、同僚、スーパーバイザー等)を書いた書類をプリントし面接官に渡す必要があります。基本的にリファレンスになれるのは一緒に働いたことのある人、もしくは指導者(教育者等)です。移民の最大の難関はここでした。お仕事経験がないので、頼む人がいない!と焦りました。

私は就職支援プログラムでこの問題に直面し、ボランティアをはじめました。YMCAの親子支援プログラムで週に1度のボランティアでした。そしてなんとボランティアするのにもリファレンスが必要だったので、就職支援プログラムの先生や語学学校の先生にお願いしました。その後はYMCAのスタッフ、保育所でのスーパーバイザーなどにリファレンスになってもらい、今の小学校(教育委員会)でお仕事ができるまでに至りました。

今の教育委員会に採用された時、当時はまだカレッジの学生でした。私はオンラインの授業を選択していたので、先を見越し、学生生活の半ばから息子の小学校でボランティアをはじめました。週に1、2回2時間程度のボランティアでした。そして思惑通り?!校長先生にお仕事を紹介してもらい面接を経て、無事に採用されました。

採用された当時はパートタイムで、お仕事に空きがあれば呼び出されるシステムでした。無事にカレッジも卒業し、本格的にフルタイムのお仕事を探そうとしていた時、当時毎日お仕事に呼んでくれていた学校の教頭先生から1年契約のお仕事があるからとオファーしてもらいました。本当に運がよかったと思います。

カナダで就職したい人はボランティア経験を強くおすすめします。週に1回数時間だけでも興味のある分野で一生懸命にボランティア活動を続けると必ず財産になります。
リファレンスになってくれる人だけじゃなく、自分の興味のある分野の人脈も広がるし、知人や友人に出会えることもあります。ボランティア活動は履歴書にも書くことができるのでおすすめです。

今回は私が公立小学校で採用された経緯についてお話ししました。またカナダの教育関係のお話をシェアーできたらと思います。これからも応援お願いします。

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