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「優しい」だけが愛じゃない!本当に大切な愛は「厳しさ」にある

「愛」と聞いて、何をイメージしますか?
大好きな人への気持ち、家族への愛…などを思い浮かべる方も多いと思います。

でも、友だちや仲間、お客様に対しても「愛」は存在します。
それって、すごく温かいもの。

今日、お客様と話していて、ふと「薬膳や九星気学って愛だなぁ~」と思ったので、書いてみたいと思います。




無償の愛

神戸市中央区の漢方薬店で、漢方カウンセラーとして診断して10年。
「本物の中医学」で薬膳を伝えて15年。
10000人以上に中医学で心を笑顔にしてきた池田のりこです。

薬膳のセミナー、講演、企業様での研修、漢方薬のカウンセリング、レストランの薬膳監修などをしています。

パートナーでも家族でも友だちでも、相手のために「無償の愛」を送ることがありますよね。

愛って形はないし、見えないし、でも確実にあるし、それがあるから何かが変わる…

中医学や九星気学でいう「気」と似ているなぁ~と思うのです。

そして、やはりそこにも陰陽がある。
どちらかが良いとか悪いとかではなく…。

愛があるから、優しくできるし
愛があるから、厳しいことも言えます。

どちらもあるから、がんばれるし、辛いことも乗り越えられるし、成長もできますよね。

「優しさ」だけを追い求めていても、何も生まれません…。
「優しさ」だけを追い求めると、「優しくない」に目がいってしまいます。

すると、「もっと欲しい!!」という自我や欲求になります。
自分ではなく、外ばかりに目が向いて、誰かとの比較ばかりになるのです。

「厳しさ」を排除してしまうと、成長もしなければ、何も生まれません。

でも「厳しいから」と逃げる人が多いのも事実…。


ラクな方を選んでいない?

なにかを勉強をするときも、「難しいから」と逃げていませんか?

分からないからこそ、学ぶはずなのに…。

分かっていることや、ちょっと聞くだけで分かることでは、成長なんてしませんよね?

目的が、「分かっていることを認めて欲しい」という承認欲求にすり替わっていませんか?

そこが目的ではなく、学んだことを実践していくことが大事ですよね。

先日、録画受講に申し込まれた方に「Zoomでリアルタイムで受けませんか?」と聞くと、「リアルタイムだと先生に質問されたときに答えられないから」と言われました…。

これではもったいない…。

間違えたからといって怒ることはないし、「あの人間違えたから」なんて覚えていません…。

「他人にどう思われるか?」よりも、「自分がどうしたいか?」で考えてみませんか?


厳しいご意見

漢方相談のときに、早く元気に戻ってほしくて、少し厳しいことを言うことがあります。

その場では聞いてくれるのですが、後日、予約システムで次回の予約をキャンセルされることもあります。

その後、何の連絡もなかったり…。

そんなときは「あぁ…伝わらなかったな…」と自分の未熟さにちょっと凹みますが、それはそれで相手の選択として忘れます。

厳しいことを言うのは、とても勇気がいります。
私も人間なので、嫌われることはちょっとだけ辛いです…。

相手の方のことが嫌いで、厳しいことを言うのではないです。
そもそも嫌いだったら、そんな面倒なことは言いません…。

でも、それをどうしても伝えようと思うのは、相手のことを信じているからです。

相手が間違えているとき、間違えた方向に行きそうなときは、正しいことを教えてあげるのも愛です。

それは、「私が言いたい」という私の自我ではなく、「相手がより良い方向に進むため」であって、相手のためです。

「私の言うとおりにしなさい」という、押し付けではないんです。

伝えることで、「自分は間違った方向に進みそうになっていたんだ」と目が覚めることがあります。

今までならやってこなかったような行動を、勇気を持ってやってみるかもしれません。

そうすることで、自らの力で問題解決をしていけます。


嫌われても伝える

厳しいことを伝えることで、自分が嫌われたとしても、相手が成長するのであれば、それでいいです。

悪口を言われたり、ご縁が切れてしまって、悲しいときもあるけれど、それは仕方がない…。

万人に好かれたいわけじゃないし、今いる人達で私は十分しあわせです。

その人を苦しめているんじゃない。
そこには温かい愛があります。

優しい先生がいいのかもしれないけど、それじゃ何も変わらないし、何も生まれないから。

だからといって、強い口調でバカにしているわけじゃなくて、いろいろなことを考えて「私がいま何をすべきか」と考えて言葉を選んでいます。

うまくいかないときもあります。
「言葉がきつい」とか「傷ついた」とか「自慢に聞こえる」と言われることもあります。

まだまだ自分は未熟だと思いますし、理解してもらえないこともあると認識しています。

それでも私は、この仕事を続けます。
縁あって目の前にいる人のことを信じて。

優しさだけを求める人は、成長できない…。

これは自分に向けてもそう思っています。

私も「厳しいご意見」をいただくこともあります。

そのときは「この人も勇気を持って伝えてくれているんだ」と思って、真摯に受け止めて感謝しています。

もちろん、頭ごなしに言ってくる人は論外ですけどね…。

愛は、ただ「優しい」だけじゃない。
「厳しさ」の裏側には、「あなたを信じる」という大きな温かい愛がある…。

素直になって、成長していけるといいですね。

薬膳では心と体を整えることができるので、そのアドバイスができます。

九星気学では、相手の喜ぶ言葉や行動が分かったり、その人の強みを活かすアドバイスができます。

もちろん、自分のためにも使えます。
どんなときにも役立つ知恵は、一生物の学びです。

薬膳も九星気学も、もっともっと多くの人に知ってほしいなぁ~と思います。


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それでは、明日も心と体とご機嫌を整えて笑顔で過ごしましょう~♪


おしまい。


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池田のりこ 漢方カウンセラー・国際薬膳調理師
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