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トマト農家さんを訪問して、収穫体験をして感じた「土台作り」と「循環」の大切さ

昨日の定休日は、いつもお世話になっているビストロ・レクレ・神戸のみなさんと一緒に大人の遠足に。

やはり「土台作り」と「循環」が大切だと思いました。


「風活」してきました

心を笑顔にする薬膳師、漢方カウンセラーで国際薬膳師の池田のりこです。

昨日の定休日は仲間たちと一緒に、加西のトマト農家さんを訪問しました。

今週のしいたけ占いで蟹座さんは「風活をする」ということだったので、ピッタリでした!

普段、コンクリートとアスファルトの生活なので、良い空気をたくさん吸って、自分を開放してきました。

訪れたのはトマト農家の岡田農産さん。

3年前の講演会にみかりん(岡田農産の奥さま)が来てくれて、その後うちのスクールで学んで国際薬膳師に合格。

2年前に、いつもお世話になっているレクレさんに「お礼にトマトか桃を送りたいんだけど、どっちがいい?」と聞いて「トマト!!」と言われてから、「咲美堂・レクレ・岡田農産」のトライアングルな関係ができたのです。


なぜトマトが赤くなるのか

加古川駅までトマト号(赤い車)で迎えに来てもらい、どんどん景色が広くなり、空が広くなり、都会っ子の私にはそれが新鮮で…。

到着すると、岡田パパが出迎えてくれて、長靴に履き替えてトマトハウスへ。

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中に入ると、なんだか良い香り…。

「葉っぱをこすって香ってみて下さい」と言われてやってみると、本当に良い香りでびっくり!!

みんなでトマトの話をたくさん聞きました。

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「なぜトマトが赤くなると思いますか?」と聞かれて、「恥ずかしいから~!」とおバカなことを言った私ですが、鳥さんたちに食べてもらうためだと。

種は消化されないから、その鳥さんがふんを落としたところで、また育つことができる…という自然界の循環を教えてもらいました。


土壌が命

トマトは種を植えたら終わりではなく、接ぎ木をしたり本当に手間が掛かるものなんです。

特に土壌が命で、ものすごくこだわりがあることを聞きました。

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企業秘密なので多くは書けませんが、すごく計算されているんです!!

ワインのぶどうとの共通点もあって、聞いていてとても楽しかったです。

土に近づいてみると、なんとも言えないパワーを感じて、香りからもたくさんのエネルギーが循環していることが分かりました。

クローバーも超ビッグ!!栄養満点の土壌なんですね。

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いろいろな力を借りる

微生物の力をうまく使われていて、「そんなことまで?!」とびっくりすることも。

二毛作でお米を作ることで土壌が安定したり、私の力量不足でうまく書けませんが、とにかくすごいのです!!

「すごい」しか言ってないけど、本当にすごい!!

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お話のあとは収穫体験。

「ここを持って押すととれるよ」と教えてもらって、ドキドキしながら真っ赤なトマトを持ってポキっと…。

新鮮なトマトはヘタがピン!と立っているのです!!

初めて見た~!!感激です!!

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「後ろを見てごらん。しっかり光合成できたトマトは放射線状に見えるよ」と言われて見たら、ホントだ~!!

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「食べていいよ!」と言われて、キレイに拭いて食べたら、もう本当に本当に美味しくて、テンション上がって下がらない!!(笑)


きちんと作られたものは素晴らしい

食べてばかりではないですよ。

きちんと収穫のお手伝いをして、カゴいっぱいになったらみかりんのもとへ。

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糖度もすごく高いんです。

糖度計で見せてもらいました。

私たちはとてもスローペースですが、岡田パパはとっても手際が良いです。

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こんなに愛情をかけて育てているトマトですが、自然災害や虫などでダメになってしまうことも…。

農家さんって本当に大変なんだと思いました。


内臓と同じ

私たち人間は、自然界の気の影響を受けて生きています。

暑くなるとトマトが赤くなるように、私たちの内臓も季節によって変わります。

中医学では「病因」という考えがあります。

外因:外からの影響で病気になること
内因:内臓のバランスの乱れで病気になること
不内外因:事故的な原因で病気になること

トマトもまさにこれなんですよね。

トマトで土壌が大事なように、私たちの体の消化吸収システム「脾」がとにかく大事!!

脾は五行のグループでは「土」に所属します。

土の特徴は「稼穡(かしょく)」で、畑を耕して種を巻き、水をあげて育てて収穫する一連の流れのこと。

内臓の脾も、食べ物を受け入れて栄養を吸収し、体に必要な気血水を作って、倉庫に届けます。

つまり、脾が元気でないと何を食べても元気になれないんです。


内臓がご機嫌にいるために

とにかく脾が大事!!

脾が嫌う5つのことを控えましょう。

(1)ストレスや緊張
(2)冷え
(3)湿気(脂っこいものやお酒も)
(4)思い悩むクセ
(5)食べすぎ

特に今年は木運太過の年なので、体は常に緊張しやすくて脾に影響があります。

冷えると内臓は冬眠してしまうので、まだ肌寒い日がある今の季節は要注意。

湿気は外気の湿度もですが、脂っこい食べ物やアルコールの呑み過ぎも湿を産みます。

思い悩むくせは、くよくよ悩んだり、「でも、だって」が多い方は笑顔になれる時間を増やしましょう。

食べ過ぎは量の問題でなはく、内臓が消化できる量を越した時点で食べすぎになります。

つまり、胃腸が弱っているときにいつも通り食べても、それは食べすぎ。


笑顔と幸せのエネルギー循環

トマトは高まる気持ちを落ち着かせて、のどの渇きを鎮めてくれます。

そこで!岡田農産のトマトで作った最高に美味しいトマトピューレと、咲美堂の脾をご機嫌にする生薬をブレンドして作った「薬膳スープのもとケンピ」のコラボ商品を考えています!!

ビストロ・レクレ・神戸さんでは、神戸元気サーモンと岡田農産のトマトのメニューがもうすぐ始まります。

5月には、私と気学とビストロ・レクレ・神戸さんでコラボイベントも。

このような良い循環を作ることが、私の人生のテーマです。

これからも、みんなが笑顔で幸せでいられるように、良い循環を作っていきたいと思います。

最後に仲間たちの紹介を。

岡田農産さん
https://www.okadanousan.com/

岡田農産公式LINE
https://lin.ee/dfea8U0

レクレさんで「みかりんマルシェ」もありますよ!

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ビストロ・レクレ・神戸さん
https://www.bistro-recre.com/

ビストロ・レクレ・神戸公式LINE
https://lin.ee/LJ0XbxT

咲美堂のイベントやセミナーなどは、こちらのリットリンクをご覧くださいね。

最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。







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池田のりこ 漢方カウンセラー・国際薬膳調理師
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