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インタビュー19【「全ての経験が今この仕事のため!」と宇都宮の東京サテライトオフィスの馬場将広さん!】


#栃木県#こことち 4市町の
「東京サテライトオフィス所長」シリーズ
のトリを飾るのは、 #宇都宮市
馬場将広さんです。
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関東平野のほぼ中心にある栃木県の県庁所在地である
宇都宮市は、東京からは北に約100キロ、東京23区の
7割の広さがあります。

人口51万人の北関東最大の宇都宮市の近年の変革は目覚ましく
2023年8月に開業した全国初の全線新設の ライトレール
トランジット(Light Rail Transit, LRT) #ライトライン だけ
でなく、#コンパクトシティ や #スマートシティ の推進、
#カーボンニュートラル の促進により
「#スーパースマートシティうつのみや 」の具現化を進めています。

そんな宇都宮市の東京サテライトオフィスが虎ノ門ヒルズに
オフィスを構えたのは4年前。

馬場さんは、2代目所長として往復3時間の新幹線通勤を
始めて1年半。素晴らしいのは、ジムで毎朝6時から20分の
ワークアウトをしてると言うこと。

高校まで宇都宮だった馬場さんは、筑波大学生物資源学類
(農学部)を卒業して、新卒で宇都宮市役所に入庁。

都市公園の整備や都市の緑地化など、緑あふれる街の創生の
仕事に憧れがあったものの、配属先は、宇都宮市内に17カ所
ある出先機関でのいわゆるお役所業務。

住民票の発行や、結婚届や転出入届出などを窓口の受付業務を
3年間勤めました。
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その後、ちょうど、2000年4月の介護保険制度の創設に
向けた準備を担う部署で新しいプロジェクトの企画立案業務に
2年間携わりました。

国の大枠は決まっていても、要介護認定を行う仕組みや
介護保険料の算定は、各自治体にゆだねられており、
ゼロから作る大事業は大変だったそうです。

新制度が開始する前に、当時の自治省(今の総務省)に
1年派遣され、次は、市役所に戻って、行政改革を
推進する部署に13年。

民間委託の推進をはじめ、外郭団体の改革、事務改善など
役所にも経営の視点を取り入れた #ニューパブリックマネジメント  
と言う新たな潮流が起きている時でした。

思い描く仕事をやり遂げるために、まだお子さんが
小さく大変だった時に、一大決心をして2年間の
休職を認めてもらって34歳で挑戦したことが
一橋大学の国際企業戦略専攻での #MBA プログラム。

1年目は、一橋大学で、世界中からの留学生と共に
学び、2年目は提携校であるロサンゼルスの #UCLA
と、香港の #香港中文大学 で学びました。

自費留学とは言え、UCLAは交換留学制度(日本の授業料)
だったので、香港の大学では奨学金給付で自己負担が
ないことがとても助かったそうです。

(非常に高額なアメリカの高等教育。州立UCLAも現在
年間必要経費は1000万円、息子の通ったUSCは
年間1400万円を超えます。)
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2年間の休職後に戻ってから、元の部署で4〜5年
#行政改革 に従事し、その後は、宇都宮市の政策を
とりまとめる総合政策部に異動。新部署では、10年間、
市の最上位の計画である総合計画の改定をはじめ、
各種政策の立案や調整に奔走しました。

内部管理部門で20年以上働いた後の新しい配属先は
ベンチャーやスタートアップ、大企業がひしめく
虎ノ門の#CIC の東京所長と言う新たな役職でした。

MBAを取得したものの、市役所の中で民間の経営的な
発想で本格的に取り組む機会は少なく、#民間との共創
をはじめ、#企業誘致 、#シティプロモーション などを
担う新業務では、水を得た魚のように職務に邁進
している馬場さん。

MBAや、海外生活で培った経験がCICで遺憾無く
発揮できることにやりがいを感じてらっしゃいます。

実際、初年度に比べて宇都宮をプロモーションできる
回数と認知度が上昇しています。日々、新幹線通勤
しながら、都内では、15を超えるイノベーション施設に
足繁く営業していることから得た人脈を共創にまちづくりや
宇都宮のプロモーションに結びつけるべく尽力されています。
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まさに、MBAで揉まれた#ダイバーシティ を重視する
#グローバル な環境での苦労と努力がここに来て
一気に実のなる成果へと繋がっていると感じています。

2年間、収入を途絶えさせた中でチャレンジした
MBAでの経験は、スタートアップ/ベンチャー組と
共通言語で話せるCICの環境が、スピードもレベルも
押し上げていると、自分の選択と、挑戦をサポート
してくれた奥様に心から感謝しているそうです。
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先進的な取り組みを次々としている宇都宮市では、
全国の自治体に先駆けて、#週4日勤務制度 を
始めています。

一日5〜10時間の中で、コアタイムはあるのものの
フレックスで週40時間働くことで、
#ワークライフバランス が整い、仕事の能率が上がったと
7割が感じているそうです。(部署により、新制度を
取り入れにくいところもあるそうです。)

1ヶ月ごとに自分の仕事のスケジュールを出すことで、
個人のライフスタイルに合わせた柔軟な働き方は
これからの日本の潮流になっていくことでしょう。

こうした先駆的な取り組みが推進され、改革を続ける
宇都宮市がモデルケースとなる事例が増え続けますね!
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ご多忙な中でのインタビューは正味30分ほどでしたが
先進的な宇都宮市の取り組みを未来を見据えて
お仕事に専心する馬場さんから伺え、感謝の気持ちで
いっぱいです!

来月訪れる予定の宇都宮で多くの魅力を発見・体験
したいと思います!

またロサンゼルス・UCLAにもいらしてください!

#とちぎアンバサダー
#栃木LOVE局LosAngeles
#BerryGoodVibes
#ご縁つむぎ
#ロサンゼルス
#アメリカ
#TochigiAmbassador
#栃木にゆかりのある人とつながりたい
#栃木の素敵な方をご紹介ください

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