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敏腕ガイドに出会えた僥倖 Jeju, South Korea

「プロフェッショナルって何だろう」と、最近よく考える。
その定義は人によって千差万別だと思われるが、今日たまたま読んでた記事にてとある方が、「いきなり話を振られても、資料も何もなしに自分の得意分野を1時間は他人に説明できること」を挙げておられた。

そこでふっと、旅の途中で出会ったガイドさんおふたりの顔が蘇った。


まずは済州島の方。




1度目のマレーシア赴任直前、相方さんと日本から飛び立つ最後の海外旅行先として選んだのがここ、済州島。何故ならここには、世界でも最大級の水族館、Aqua Planet Jejuがあるから!!!

2021年の上記ランキングでは9位に甘んじ、4位沖縄美ら海水族館、6位海遊館に水を開けられた感があるけれど、是非とも訪れてみたかったので行くことにした。


しかし、何故に名古屋港水族館がこのランキングにないのだ…?水量でいくと少なくとも海遊館よりは上をいくはずだが…それが屋外プールだから??




あ、やばい。済州島の話だった。水族館が絡むとつい脱線してしまう。




Aqua Planet Jejuは、朝から晩までめいっぱいたのしみたかったので自力で行き、その翌日、私にとってはお馴染みのVELTRAにて貸し切りチャーター車を頼んだのだが、そのドライバー兼ガイドさんが神だったんである。

そのツアーはこちら。



日本語が流暢であることに加え、その言葉の端々から溢れて流れて迸る済州島愛。


乗車中は立て板に水のように、当時の政治経済から社会情勢まで、彼の話が止まることはない。
しかもおもしろ過ぎて引き込まれる。

あいにく少し曇った日で、済州島自慢のエメラルドブルーの海が若干くすんでみえる。それでも十分綺麗だったのだけど。
「こんなもんじゃないんですよ、済州の海は」

どうにかこうにか私たちに、美しい海を見てほしい。
済州の素晴らしさを知ってほしい。
その気持ちがめちゃくちゃ伝わってきた。

その後徐々に晴れてきたのに気づいたガイド氏、気を利かせてわざわざ海岸へ寄ってくださった。

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ハンリム公園での、彼岸花の群生

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ひ、彼岸花って下に死体が埋まってるとかなかった?!(゚д゚)



どローカル海鮮食堂でたべた絶品ランチ。

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アワビ、ぷりぷり。
海のもの、みてもよし、たべてもよし。

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この食堂壁一面に、来た人の感想がラクガキされているような超人気店のようだけど、このガイドさんも初めて来られたそうな。
全面ハングルなので、この人と一緒でなければまず行かないし、そもそも気付きもしないかも。
稀有な経験ができました。



innisfreeのお茶博物館に立ち寄ってからの、大トリ
天帝淵瀑布

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滝はすき。
この圧倒的な水量にうっとりする。




あぁまた、この圧倒的な自然にひれ伏したい。
その傍らには是非ともこの敏腕ガイドさんにいていただいて、心ゆくまで済州の話、韓国の話、を伺いたい。

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プロフェッショナルな方にサービスを受けるというのは、こういうことなのかな。



※2017年9月のおはなし。




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