世界三大仏教遺跡、コンプリート Bagan, Myanmar
ミャンマーに行ったのは、ここへ来たかったから。
古都マンダレーも捨て難かったが、私には(自分で勝手に決めた)使命がある。世界三大仏教遺跡を制覇するという。
世界三大仏教遺跡と言えばカンボジアのアンコールワット、インドネシアのボロブドゥール、そしてこのミャンマー・バガン。
私はアンコールワットもボロブドゥールも訪問済みで、このとき残すはバガンのみ。それを自慢すると、今回いきなりバガンに行ってしまった相方さんがむきーっとなっておもしろいので、たまにおちょくってあそぶ忍笑
(アンコールワット、というかカンボジア、個人的に思い出深過ぎてまだ記事にできてない。書いては消し、書いては消し…)
インドシナ半島はエーヤワディー川中流域の広範囲な土地、Wikipediaによるとおよそ40km2に、大小様々な仏教遺跡が林立しているため、自力で回るには少々骨が折れる。現存している寺院は2千とも、3千とも。
少なくとも自転車、またはバイク、もしくはタクシーのチャーターが必須となる。レンタル自転車かレンタルバイクと思しき乗り物に乗っている、欧米系のバックパッカーらしき人々も何度か目にした。自転車も、ロードバイクでもいいけどMTB推奨かも。(ママチャリは重た過ぎる…てか選択肢にそもそもないよねきっと)
ということで私たちは、当時国内外の旅行で大変お世話になっていたVELTRAさんのオプショナルツアーに申し込んだ。ヤンゴン発着の国内航空券込みだったのも大きい。
ミャンマーから帰ったあとに寄せた体験談によると、相当暑かったらしい。確かに、チャーター車を利用したとは言え、ほぼ直射日光を遮るもののないだだっ広い平原に点在するパゴダを駆けずり回っていた訳で。それもひとつふたつではなく、みっつよっついつつ…
また、寺院を見学するときは裸足にならねばならない。お寺だって365日東南アジア特有の日光に晒されており、門から建物の中に入るまで、足の裏が灼熱地獄。建物の中に入ったからと言ってエアコンが効いてるはずもない。ガイドさんの軽やかな足取りがちょびっと恨めしい。
私のような人並みかそれ以下の体力しかない人は、チャーター車エアコンつきを強くオススメします…!
アンコールワットだけでなくバガンでも有名な、朝日or夕陽鑑賞やら、気球に乗って空から遺跡鑑賞とかはせずにひたすら地べたを這い、11世紀から13世紀に建てられた上座部仏教の寺院たちを訪れること丸一日。
終日オプショナルツアーの醍醐味でもあるが、疲労困憊、満身創痍。それと引き換えに得られる満足感。ホクホク。( *´艸`)
(文章がM過ぎやしないか…)
最初のビルマ統一王朝パガン朝の、兵どもが夢の跡。
南国特有の熱気を帯びた空気、赤茶けた大地とともに。
東南アジアの歴史ってホンマおもろいな。
高校世界史Bで習う、もしくは大学入試の王道であるヨーロッパ史中国史の狭間にあってすっ飛ばされがちやからかも。
※2018年9月のおはなし。
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