Refresher Leave at Monterey, Day1
御無沙汰しております。
超多忙クソプロジェクトに従事していて、なかなか記事を書く気にならんかったのだが、勤続何年目かでもらえる5営業日分のリフレッシュ休暇をなんとかもぎ取ることに成功。「気をつけて行って来てくださいね」と、快く自業務を引き継いでくださった上司には素直に感謝(今や当たり前なんやろうけども)。
という訳で今、アメリカ、カリフォルニア州はモントレーという港町でこの記事書いてます。
今週1週間程、日々徒然と綴っていこうかと。まだ時差ボケの影響が残っていて眠い…
モントレーってどこよ?
ですよねー
ここです(赤い〇で囲ったところ)。
その上の水色の〇で囲ったところがサンフランシスコ。
そのまま水平に東へ行ったところがヨセミテ国立公園(黄色の〇)、そのまま南東へ行ったところがデスバレー国立公園(オレンジの〇)、そのまままた東へ行ったところがラスベガス(緑の〇)。
場所はだいたいわかった。
サンフランシスコのゴールデンゲートブリッジも、ケーブルカーも、アルカトラズ島も、なんなら各種国立公園とかナパバレーまでもすっ飛ばしてなんでモントレーなの?
唯一無二の水族館があるから!!!!!
(タイトル未設定になってしまうのが口惜しい)
出国
羽田の方が圧倒的に便利だが、今回は成田発。深夜便のため日中ゆっくり準備ができて心に余裕が。手元にあった高額米ドルを、全て10ドルに両替する暇があったくらいには(一部、1ドルにしとけばよかったなー)。
帰宅時のラッシュに揉まれながら一路、成田空港へ向かう。
どーでもいいけど駅名、成田空港第一ターミナル駅とかに改名してくれんもんだろうか。開業当初は「成田空港」でよかったんかも知れんけどさ。いっつも乗換案内で時間を調べるとき迷うんですが。
滞りなくチェックインと手荷物預入れを終える。お夕飯どきで若干小腹がすいており、小腹を満たしてから出国するかどうか悩むところ。
だいたいこういうとき、出国時のあれやこれやを考え出国後に済ませようとする私。ここからは今後、成田(第1ターミナル、北ウィング)で深夜便利用をする際の覚書。
意外に店が早く閉まる。ラストオーダー19時とか20時とか。
出国後店舗としては珍しくコンビニ(セブンイレブン)もあったが、おにぎりやサンドイッチといった軽食は軒並み売り切れ(困…)。
なのでこの選択肢しか残されていなかった。
離陸前のくいもんがこれかよ(;´Д`)と思いつつ、美味しくいただきました。ビヤーと共に。
機内にて
往路便はZIPAIRにした。JAL傘下のLCCですな。
それはもう、お値段の関係で。
10万以下で直行便のチケットを購入できたので。
キャッチコピー
「もう、これでいい。
あなたの空が、必ず変わる。」
の通りに、これで十分かなーというレベルだった。長距離路線でも。
機体は787で、最後方のふたり席通路側を指定したら幸運にも、隣が空いており足を伸ばして眠ることができた(本当はダメだろうけどね)。飛行機の中ではあまり睡眠の質がよくないのだが、いつもよりは眠れた方か。
また機内食は、事前に申し込んでいた人+追加で機内で頼んだ人だけに供される。基本寝てる間に着けばいい的な移動の場合はこれで無問題かと。私は着陸2時間くらい前になってまたまた小腹がすいてしまったので、頼んでみたのだけれども。
どん兵衛を。
入国ッ!!!
着陸間際。遂に北米大陸が目の前に…!
いやーひたすらにでかいし、土地が奥の方まで広がっている。
こういうところに生まれて育つ人と我々とでは、考え方が根本的に違って当然かもな、という気持ちになる。
サンフランシスコ国際空港からモントレーまでは高速バスで移動することにしていて、日本にいる間に予約しておいた。本心ではアムトラックに乗りたかったが、めっちゃ時間かかるらしい。電車を使おう!と考えるのは、新幹線や特急といった、電車が便利でほぼ時間通りに運行している国の人の考えなのかも。
空港からバスが出るのが着陸時間のおよそ1時間後だったので、入国時のあれやこれやを考えて気が気ではなかった。結論、20分近く早く着陸した上、イミグレも手荷物ピックアップも思ったよりすんなり済み、むしろ待ち発生。適当に時間つぶせばいいだけなので、精神衛生上はこっちの方が断然いい。
日本の電車みたいに、1本見逃してもすぐ次が来るみたいな便利さに慣れると、この辺の塩梅が難しい。
さてイミグレでは(噂では聞いていたが)、いろいろと訊かれた訳で。
”Why are you coming?” 「渡航の目的は?」
"Sightseeing!" 「観光です!」
"Where will you go?" 「どこに行きますか?」
"Montorey!" 「モントレーです!」
"How many days?" 「何日間滞在しますか?」
"one, two, three… 7days!" 「いち、に、さん…7日間です!」
"7days? Montorey only?" 「7日間も?モントレーだけですか?」
怪訝な顔をする入国管理官…そりゃそーだ苦笑
サンフランシスコ行かんくせに観光ってさ。
"Yesssss! Because I love going to aquariunms and Monterey has a big and famous aquarium, right?" 「はい!私は水族館に行くのが大好きで、モントレーには素敵な水族館がありますよね?」
そう言った次の瞬間には
"Ah, have a nice trip" 「あぁ、お気をつけて」
と、パスポートが戻ってきた。モントレー湾水族館に助けられた笑。再掲。
高速バスにも無事乗り込むことができ、あとはこのままモントレーへ連れてってもらうだけ。車の適度な揺れが眠気を誘い、ほぼ寝落ち。不可抗力。
お宿へ…の長い道のり
高速バス降りてめでたしめでたし、
ではなく、
お世話になる宿へは、ここから更にローカル路線のバスに乗らねばならない。これも、高速バスが普段の到着時刻より10分程早く着いてくれたおかげで、そんなに待たずに乗ることができた。一安心。
のはずががが。ここで一波乱ありまして。
逆方向のバスに乗ってしまったのである。
地味にやらかした。
乗車後念のためGPSオンにしていたところ、どんどん思っていたのとは違う方向へ進むではないか。OMG(゚д゚)!
今から振返るに、乗るとき精算のため(どこまで行っても$2だからか)、そのとき確認すりゃよかったんよね。
とは言え乗り込んでしまった以上、後の祭り。
どこか近場で降りて、行きたい方向のバスに乗り換えた方がいいのか…
いや待てよ、ここで降りたとてその方向行きのバスが走っているのか…
時間はまだ19時超えたくらいのくせに、街灯もまばらで車窓の外が真っ暗なのが更に不安を掻き立てる。終バスまでにはまだ時間ありそうだけど、予算の都合で泊まる宿がドミトリーのため、チェックインを22時までに完了させる必要があったからだ。
それまでに間に合うか…まさか野宿ってことは…
ぐるぐる考えているうちに、最終のバス停まで辿り着いてしまった。
Google Mapsの路線図を見てると、周回路線もありそう。
ええいままよと、運転手のにーちゃんに「モントレー湾水族館の近くまで戻ったりしますか?」と聞いてみた(ドミは水族館から3ブロックの立地)。
最初は下手くそな英語もあってか「はぁ何言ってんのこいつ」オーラ出まくり、めんどくさそーな表情だったが、最終的には水族館近くのバス停(本来、降りるはずだったバス停…)まで連れてってくれた。
ありがとう!(TT)
こういうときこそ、チップ渡すべきだったんだろうか…(渡し方わからん)
そしてまたもやモントレー湾水族館に助けられた笑。
Day2へ続く。