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東南アジアの“今”を垣間見た Yangon, Myanmar
最近またニュースで取り沙汰されるミャンマー。ヤンゴンに来てみて何が最も印象的だったかと言うと、匂い。なんです。
正直、第一印象、ここには住めんかも…でした。
逆に言うと、マレーシア、少なくとも自分の居住地域周辺って、なんて都会なの。と思ってしまう程に。
そんな比較に意味はないと思ってはいても。
(実際に住んでる方が御覧になっていたらすいません。私の当時の極めて個人的な感想ですので悪しからず)
とは言え、マレーシアが臭いと嫁が言った。というような内容の、駐在員の方だかのブログかインタビューも随分前に読んだことがあるのです。年代は今よりずっと昔なのか?それこそルックイースト政策で「日本を見倣え」と開発を繰り返していた頃とか。残念ながら失念。
これから発展していこうとする国独特の匂いなのかしら。
ゴミが散乱してたとか、不衛生だった訳でもないのになぁ。なんとなればマレーシアだって、そういう敬遠したくなる場所は、さっき都会だと言った居住地周辺にもいくらでもある。今朝も今朝とて、ミッキーじゃないマウスが何体か、立て続けに道端に転がっていて戦慄した。マウス界では大量殺人の部類に入るんじゃなかろうか。
となると、やっぱアレか。キンマかな。
ミャンマーだとクーンと呼ぶのですね。地べたが真っ赤に染まるやつ。
どれだけ技術が発達し、VR花盛りと言えど、嗅覚だったり空気感だったり、は共有が難しい。まぁ嗅覚はすぐに麻痺して慣れやすいので、旅の途中から気にならなくはなった。
おそらく日本だって、戦後まもなくとか、高度経済成長期とかまだまだ発展途上だった時代、こういう匂いが立ち込めていたのかも知れない。もう知る由もないけどね。
さて、ミャンマーはヤンゴンである。
まだしばらくきな臭い状況が続きそうだが、何より、そこに生きる人々が安穏で暮らせる日々が一刻も早く戻りますように。
今や、戦う相手は人ではなくCOVID-19だろうのに。
※2018年9月のおはなし。