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lazy_planet
世界の偉人から多読の効用を学ぶ
今英語多読の一環で、”What Was?”というこども向けシリーズを読み漁っている。
おおよそ100ページ、5000~6000語前後であるこちらのシリーズ、もしくは類似シリーズ”Who Was?””Where Is?”を利用し、タドラーを名乗るための100万語を達成するには、200冊が必要。冊数を稼ぐのに、もともとあまり興味もなかった北米史関係にも手を出さざるを得なくなってきた。
そこでの出合い。
「アメリカ合衆国憲法の父」とも呼ばれ、第4代大統領にもなった、James Madisonの幼少期のおはなし。
Poor health kept the young Madison from hunting and horseback riding. Instead, he spent hours in his father's library. By twelve, Madison could read French, Latin, and Greek.
幼いマディソン少年は、からだがよわかったので、狩りや乗馬とは無縁でした。むしろおとうさんの書斎で過ごしていました。12歳までに、フランス語、ラテン語、ギリシア語が読めるようになっていました。
(Chapter 3 Who's Coming to Philadelphia?のコラムJames Madison (1751-1836) から引用、訳と太字は筆者)
いやーこれって、多読の効用を示してないか?と思って、すぐさまこの記事を書き始めた。笑
James Madison, 大規模プランテーション農園を経営するオーナー家族の息子として生まれており、裕福なご家庭で育ったろうことは想像に難くない。お父さん書斎もってて、本もあったんだもんな。
ちなみに当時は1700年代の真ん中あたり、18世紀後半のこと。
それらの本を、狩りや乗馬に行く代わりに日がな一日中読みまくっていたら、フランス語とラテン語とギリシア語がわかるようになってただと?!
外国語習得に多読が有効な手段であることを、「アメリカ合衆国憲法の父」&第4代大統領が証明してくださっているではありませんか。
よし。
英語多読への、強力なモチベーションアップへと繋がった。
まぁもともとそんなに低くもないけど…
というか、多読のためにと思い読み進めている本で、このような事実に出くわすとは。これも読書の愉悦というやつか。
では、元の本に戻ろう。今日中に読み終えたいのでね。