ラオスにいったい何があるというんですか?⇒象使いになれます Luang Parabang, Laos
あまりにも有名な村上春樹の紀行文集。正直そう思っていたので、行ってみることにした。
やっやばい…血が出てる…
これから象使いになるため、人里離れた山奥へ修行に行くのに…
世界遺産ルアンパバーン、プーシーの丘からメコン川を臨む。
この後コケた。
メコン川の雄大さに気を取られ、足元にあった段差に気が付かず。
よく膝の擦り傷だけで済んだよなぁ…
発展途上の国で、こういう外科的なケガなんてしたことがなく、超ビビったんである。
この傷口からバイ菌入ったらどうしよう…
破傷風やったら…(一応予防接種は済ませてある)
あぁ、お父さんお母さん、そして職場のみなさま、先立つ不孝をお許しください…
とりあえずすぐに宿泊先に戻り、シャワーの水で傷口を洗い流す。
その後、程なくして。
象使い修行のお迎えの車に揺られ、ガタンゴゴトンゴ、elephant campへ。
待望の象さんとのご対面、
でかー
近ー
ちなみに種類はアジアゾウで、相手してくれたのはみんなメス。
ここのキャンプにはオスもいるらしいがオスはそもそも気性が荒く、象使いの修行や、観光用の象乗りには向いていないらしい。
ご対面を果たした後はいきなり、象の背中に乗ってお散歩。
ひっ、ひぃー
高いよー
落ちるよー
今朝ケガした膝の傷口に、象さんがばたばたする耳が当たるよー(T_T)
という訳で、表情が固いし、下も向き気味苦笑
(ちなみにプロフィール写真は、この後の1枚を使ってます)
乗ってる最中に撮影。
地面が遠い…象の身長?が2m前後だったとして、自分の目線は3m弱になるからか。
そしてこの高さ、支えるものは何もないので自らの腹筋・背筋を使うしかない。都会人にとっては、なんて素敵な筋トレなんでしょう。
そして象って意外に毛深い。
お散歩等、なんらかのactivity をやった後はお食事タイム!
エサをやるのが、信頼関係を築く第一歩だそうで。
しっかしまぁ大食漢なこと、鼻が器用なこと。
動物園や水族館が大好物のワタクシ、見ていて全く飽きませぬ。
作務衣のような修行着に着替え、遂に水浴びへ向かう。
見出し画像をもう一度。
彼女からすると、鼻を水面に出せれば呼吸は問題ないので、からだがいくら水の中に沈もうとどうってことない。
そうなると、背中に乗ってる人間(特に手前の初心者)が恐慌を来す。
ひぃー
沈むー
ていうかこの真っ茶色の泥水の中に、膝の傷口を晒すとかマジありえんのやけどー(@_@)
(無駄な抵抗)
それーぃもういっちょ!
象さん、楽しんでね?
背中でヘタってる私…
傷口もさることながら、眼鏡が流されないようにするのでも精一杯。
コンタクトにすべきだった。
ちなみに泊まったのはこういう感じの場所で、一応プール付き。
この向こうに、ベッドルーム+シャワールーム&トイレ程度の小さなバンガローが並んでいて、そのうちのひとつに泊まりました。
プールに入ってる人なんて皆無、っていうか宿泊している人がいない。
あっ、数ヶ月滞在中っていう、英国人女性がひとりいらっしゃったかな。
(しかし一体なぜここで数ヶ月も…詳しくは聞けなかった)
電波も全く入らず、テレビもないので晩ごはんを食べたらすることがない。
期せずして、デジタルデトックス。
今なら確実に、Kindleで英語多読に耽るというに。
夜が更けると同時に就寝。
翌朝、鳥の鳴き声とともに目が覚める。まだ朝の5時過ぎ…
まぁなんて贅沢な。
さーて朝のお散歩&水浴びだょー!
こんなへっぽこですが、一応ライセンスらしきものがもらえました。
明らかに事務所のプリンタで印刷した、A4で1枚の紙っぺらでしたが。
柄にもなくめちゃくちゃ心配した膝の傷はと言うと、この通りピンピンしております。人生の中でも一、二を争う、最悪な状態だったと思うのですが。
人間の免疫システムってすごい。
この勢いで、COVID-19ともうまくつきあっていけるといいですね。
たくさんあそんでくれてありがとう。
※2018年6月のおはなし。
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