Refresher Leave at Monterey, Day4
今週より、勤続何年目かでもらえる5営業日分のリフレッシュ休暇消化中。アメリカ、カリフォルニア州、サンフランシスコから車でおよそ2時間強、モントレーという港町にある世界一(当社比)の水族館へ行く夢を叶えにやって来た。
混雑回避もあるのか、事前にオンラインチケットを買っとけということでトライするもフィッシング詐欺に…不正防止のためメインのクレカ利用停止(2日目)。
そもそもサブのクレカを使っても、何らかのチェックにひっかかり取引不可(3日目)。
残りの滞在日数も限られ、諦めムードも漂う中、果たして…?!
頼るべきは宿のスタッフ
傷心の4日目。
自分のカードが無理なら他は如何?!ということで前日のうちに、相方さんのカード情報を聞き出しておいた。気持ちを落ち着かせてオンラインチケット購入サイトに挑む。
すーはーすーはー(深呼吸)
必要な情報は全て入力、ダブルチェックも完了し、神にも祈る気持ちで"Pay"ボタンをクリック。
すーはーすーはー(深呼吸)
ポチッ
どーよ?!
ブブー。
うわーん!!!!!(ノД`)・゜・。
目の前まで来てるのに!!
こんなに行きたい人がここにいるのに!!
買うときに求められるdonation(寄付)、なんなら破産しない程度にいくらでも、と思ってる人がここにいるのに!!
むむぅ、このまま徒に時間を無駄にするのはもったいない。最終手段や。
恥を忍んで、ドミ受付のスタッフさんにお願いしてみるか…
私:"Hello, I need your help… I really want to go to the aquarium, but unfortunately, my credit card doesn't work so I'm not able to get a ticket via online… Could you please purchase it instead of me?"
「あの、すいません…どーしても水族館へ行きたいのですが、クレカ使えなくてオンラインでチケット買えないんです…私の代わりに水族館のチケット買ってもらえません?」
スタッフさん:”Ah… Okay, but can I check the website?”
(いきなり何言い出すのだ的な若干困り顔で)「あ…えっと、まずホームページ確認していいです?」
そりゃそーだよね…
でもそこは確認済みなの。オンライン購入以外の手段がないかFAQをみたら、こんな風に書いてあったからさ、ダメじゃね?
スタッフさん:”You can go to the aquarium and get a ticket there.”
「水族館へ直接行ってもらえます?そこで買えますよ」
はぁ?!!
まさかの回答に、FAQでは”no in-person ticket sales”の旨伝えながら…
まぁ、確かにな…
クレカないけど水族館行きたいって人も、中にはいるかも知れんし。
どーせ近いし、行くだけ行ってみるか。ワンチャンあるかも。
買えた!
入れた!!!
わーわーわー\(゜ロ\)(/ロ゜)/
オンラインだけで調べてないで、直接現地に行ってみなわからんってまさにこのこと。
ていうか、窓口で買うにしても、デビッドカードや現金不可、クレカのみ可。「今度こそ詰んだ(゜-゜)」と思ったが、買えとるやないかーい!!!
今までの努力と心労は何やったの…
ていうか、一体なんなのあのクソ公式サイト。
FAQ更新しとけよーッ
…と、文句(特に自分への。とっとと行ってみればよかったやん)は脇に置き。
憧れの水族館へ入場することが許されたのだよ、心ゆくまで楽しもう。
今は開館直後の10時ちょい過ぎ…閉館時間は、えとえと…17時?
ん、たったの7時間後に閉まると?
足らねぇよ。
夢の跡
水族館から眺めるモントレー湾の景色が素晴らし過ぎて、ここで30分くらい過ごす。
ずっとみていられる。
建物の古さは否めないがそれもそのはず、なんと今年、開館40周年だそう。しかも1週間後に記念式典らしきものがあるらしい!なんという偶然。
そーいえばおなかすいてたな。
ようやく食欲を自覚する。
腹ごしらえしようと、併設されているカフェに向かう。
こんなオーシャンビュー席は、お昼どきかなり混雑して座れないらしい。11時前後だと人もまばらでさっと座れる。
更に言うとお店スタッフもまばら。
はち切れそうな胃袋を抱え、水槽巡りに舞い戻る。
モントレー湾と言えば、昨日、野生をみた…
ラッコ, Sea Otter
親とはぐれた、cuteなメスラッコ3頭から目が離せず、飽きずに眺めていられる。ずっと。
あーいかんいかん、モントレー湾水族館の、自分的ハイライトはここではないのだ。
ラッコとは反対側、The Ocean's Edgeというエリア入ってすぐ、ジャイアントケルプの森, Kelp Forest
ホンマに入ってすぐお出ましなさったので拍子抜けしつつも、
気がついたら泣いていた。
この水槽前に立つために、
あなたがたに会うために、
遠路はるばる日本からやって来たのですよ。
私は、今日あなたがたに会えて、とってもしあわせです。
なんてことを思っていたらね。
ここ数日の辛酸も思い出され。
本当に、海の中の「森」なのですよ…
こんな豊かな「森」が、この足許にあるのです。
この水族館の魅力は他にもあれど、今日はこの辺で。
写真撮り過ぎて、どれを記事に載せればいいのかわからない苦笑
Dya5へつづく。