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カワサキノリコ流 宴会企画術【こんなのつくっちゃったんですけどVol.2】

みなさま、こんにちは。
カワサキノリココンテンツ製作所のカワサキノリコです(長い)

このブログでは、ワタシの人間性や得意とするところを知っていただく目的で書いておりますが

12月を迎えようとしている今!

幹事の方はきっと、忘・新年会の準備に頭を抱えているはずだ!

と思いまして。

ただでさえ年末で多忙な上に、幹事も引き受けてしまっている方を全力で応援したい!!

ということで、幾度となく宴会を企画してきたカワサキノリコのノウハウを、勝手にご紹介したいと思います!


なんのための宴会なのか

昨今、会社における宴会を若い世代は避ける傾向があるようです。

仕事はちゃんとやるけれど、それ以外の時間を割くのはムダだ、とか、世代間ギャップがあり気疲れするだけだ、とか。

ワタシが会社員をしていた頃にも、そのような雰囲気がすでにありました。

でも、社長や上司は、できることならば年に数回くらいはみんなで和気あいあいと楽しむ時間を持ち、つながりを強めたいと思っているはず。

世代間にある深い溝をなんとか埋めて欲しい!
会社の雰囲気をもっと良くして欲しい!

きっとそんな思いを幹事の方に託しているのかもしれません。


美味しい料理を出すお店を探す、とか

高いお金をかけて非日常感を味わえる場で過ごす、とか

まー、それもアリかもしれませんが、それではつながりは深まらない、というのがワタシの考えです。


じゃ、どうすればいいのよ?

ズバリ言いましょう。

宴会を「人の意外性」を披露する場にするのです。

それによって、働く人たちがつながるきっかけを作るのです。


準備は少なく、品質高く

具体的な宴会ネタをご紹介する前に、ワタシがいつも大切にしているポイントをご紹介します。

①企画が実行可能なお店を選ぶ

たとえば宴会の余興で、動画やスライド投影が必要であったり、それがあるとより品質が上がる場合は、スクリーンや音響設備等、必要な備品があるお店を選びます。

つまり、料理や立地は二の次ということです。

料理がフツーでも、そして多少会社から遠くても、面白い企画さえあれば、終わったあとに文句を言われることは、ほぼありません。

まぁ、感想を聞けば言われるかもしれませんけど(笑)

ただし、面白い宴会を企画した実績のない幹事さんの場合、事前に上司から「そんな店ダメだ」と言われてしまうかもしれません。

その場合は、企画内容をその人だけにこっそり告げて「これはあなたしか知らないことですよ」と、特別感を出して押し切ってみてください(笑)

幹事であるあなたの企画がウケれば、「オレがアイツを幹事に任命したんだゼ」と、上司も鼻高々となり、それ以降は自由にやらせてくれるでしょう(多分)


②笑える企画と感動する企画を用意する

宴会でよくある流れは、こんなかんじでしょう。

・乾杯
・ご歓談
・余興
・締めの挨拶

乾杯で爆笑を起こせれば良いですが、そこに力を注いだとしても尺としては短く、それだけで「今日参加してよかったね!」とはなりません。

ですから、乾杯はナンバーツーのポジションの方や、組織で目立つ貢献をした方を選ぶなど、常識や会の趣旨、バランスで考えます。

ご歓談タイムでは、皆さんお腹が空いていますし、まずは食べていただきましょう。日中の仕事からの開放感を、席の近い仲間同士でゆるく味わってもらえばいいじゃないか、とワタシは思っています。

昔、余興を詰め込みすぎて「全然ゆっくり食べられなかった」という苦情を頂いた経験があり、「人間空腹だと楽しめないんだな」ということを、ワタシは遅ればせながらそこで学びました(笑)


さて、話を進めます。

忘・新年会の場合、時期的に幹事自身も仕事が忙しく、余興1つを用意するのが精一杯でしょう。しかし、そこはぜひ2つ考えて欲しいのです。

それは「笑える企画」と「感動する企画」の2つです。

笑える企画は、その言葉のとおりですが、参加者全員が同じ価値観を持っているわけではないので、残念ながら一部の人にはウケない可能性があります。

ですから、全員が何かしらで心が動き「参加してよかった!」と思ってもらうために、ワタシはもうひとつ用意します。それが「感動する企画」です。


感動ってなんでしょうか。

いろいろあると思いますが、ワタシが企画する場合は、冒頭に書いたように「人の意外性」を披露し、関係性を深めたいわけなので、「今まで伝えられなかった思い」を持つ人を見つけて、いい感じに演出をしたりしています。

「あの人、そんなふうに思っていたんだ!」と周りが驚き、心が動くと、宴会翌日以降の人間関係が確実に変わります。

なので、日頃からのネタ探し(社内ネットワークや人間観察)が大事です。


③準備を少なく、品質高く

どうですか。
準備少ないのに、品質高く、ですよ。

ワタシは毎回、余興の品質を最も大切にしています。

本当は、興味を持ってノリノリに手伝ってくれる人が沢山いればサイコーなのですが、このご時世、皆さん大変忙しいわけで、自分ほど熱意を持って関わってくれる人はそういないと感じています。

それに、手伝ってくれる人が多いということは、その人たちはすでにネタを知っている、つまり当日驚く人数が減るということにもなります。

できればひとりでも多くの人を驚かせたいじゃあないですか(笑)

ですから、最低人数、つまり余興で登場する人と自分だけで準備するのです。

なお、ワタシがいつも選ぶ「余興で登場してもらう人」は、当然「意外性」を狙うために、基本的には芸達者な人ではありません。

ちなみに。
おなじみの芸達者な人が毎回出てくる宴会も悪くはないですが、何度も言いますが、ワタシがやりたいことは「人の意外性を披露することで、人と人をつなぐ」ことですので、その手段は選ばないようにしています。

話を戻しましょう。

人前に立った経験が少なく、芸達者ではない(あるいは、そう認識されていない)人は、「えー、自分にそんなことできるのかなー」と必ず不安がります。

ですから、不安ながらも登場を決意した人への深い感謝を示すために、その人がやることは極力減らす。

つまり、本人の心身の負担を軽減して、ハードルを下げてあげるのです。

じゃあ、幹事が死ぬほど忙しいだけじゃないの?と思うでしょう。

そんなことないんですよ。

ふっふっふ。

ということをわかっていただける宴会企画2つ、次回以降でご紹介します!!

お楽しみにー!

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