カワサキノリココンテンツ製作所

あなたが気づいていない、あなたらしさを表すコンテンツ。 あなたがほんとうの人生をスター…

カワサキノリココンテンツ製作所

あなたが気づいていない、あなたらしさを表すコンテンツ。 あなたがほんとうの人生をスタートさせるために必要なコンテンツ。 それを「こんなのどうよ?」と提案し制作するのが カワサキノリココンテンツ制作所 のオシゴトです。 https://www.kawasakinoriko.com

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  • こんなのつくっちゃったんですけど。

    カワサキノリココンテンツ製作所の主催者 カワサキノリコ が、どうしてもガマンできずに作ってしまった作品たちが、どのようにして生まれたのかをご紹介しています。 暇つぶしにどうぞ。 ◼︎◼︎◼︎カワサキノリココンテンツ製作所とは?◼︎◼︎◼︎ 「人生を変える方法がみつからない」とか 「なにかを始めたいけれど、どうしたら良いかわからない」と 立ち止まっている方が、ほんとうの人生を歩んでいけるように。 ライフカウンセリング&スタートアップに必要なツール制作で あなたが夢を見つけることと、そのスタートのお手伝いをしています! カワサキノリココンテンツ製作所HP: https://www.kawasakinoriko.com

  • ドMの晩酌 〜なぜか、がんばってしまうアナタへ〜

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《ドMの晩酌:第一夜》 心拍数マックスの人生

長男からのツッコミ 私は現在、45歳の会社員、10歳と8歳の息子を育てているシングルマザーだ。 5年ほど前のある日、息子たちがミニカーで遊んでいる姿を横目に、茶碗を洗っていた時のこと。 長男がミニカーを床に走らせながら私のほうを見てニコリと微笑んだ。 それが実際にあった出来事だ。 しかし私には、長男が微笑みながら「お母さんってさー、パッと見ちゃんとしてそうだけど、全然自分の人生生きてないよねー」と私を嘲笑ったように見えた。 私にとって、死んでも人にバレたくないと思って

    • はじめに 〜「こんなのつくっちゃったんですけど」な人生〜

      みなさま、はじめまして。 カワサキノリコと申します。 この春から「カワサキノリココンテンツ製作所」なるものをひとりで立ち上げまして、ご依頼系から自発的系まで、さまざまなモノを作らせていただいております。 思えば、私は今日に至るまで、自分が関わるコミュニティや所属企業において、こんなことを繰り返してきました。 「こんなことやろうよ(ていうか、やるから参加してね)」 「こんなの作っちゃったんですけど(だからやりますけど、いいですよね?)」 若い頃は、こんな自分のことを、

      • 《ドMの晩酌:第20夜》 ぜんぜん可愛そうじゃない

        とっとと寝てほしいあと1週間で息子たちの夏休みが終わる。 休みが始まってからというもの、すっかり狂ってしまった我々の体内時計。これを残された日数でどうにかして戻していかなければならないことが、私にとって一番大変なシゴトだ。 夜更かしというものに想像以上のワクワク感を抱いている彼らに「そろそろ学校が始まるから早く寝ておきなさい」と繰り返し言うことになるだろう。 まず、継続が苦手な私にとって、これにはかなりの根気が必要だ。そして、私の声かけに生返事ばかり返ってくることが容易

        • 《ドMの晩酌:第19夜》 想定外な存在たち

          迷惑なお土産我が家は息子たちのモノで溢れている。 もはや、息子たちが暮らす家に私が居候させてもらっていると言ったほうが正しいかもしれない。 リビングには長男の複数のゲーム機とモニター、次男のゲーミングPCがドドンと置かれ、あらゆる充電コードが棚や床の上にダラーンと垂れている。 ソファはもちろん彼らの特等席で、クッションの裏にはお菓子の包みやクズが仕舞い込まれており、毎日片付けても毎日出てくる。 さらに、彼らが趣味にしているプラモデルやエアガンの箱が堆く積まれ、捨てること

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        《ドMの晩酌:第一夜》 心拍数マックスの人生

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          《ドMの晩酌:第18夜》 ゆうこと呼ばれて

          深夜の反省会私は人との会話で生じる「沈黙」というものが苦手だ。特に関係性が浅い人との場合、何か話さなくっちゃと焦ってしまう。 表向きはポーカーフェイスを気取っているが、頭の中ではノリココンピューターがフル稼働、脇汗びっしょり状態だ。 「沈黙」という敵をやっつけるために私は機関銃のように喋る。 相手に問いかけ、その答えに共感し、問いかけばかりだと失礼なので、自分のこともしっかり話し、それをしながら次のネタを考える。 そして、その夜の晩酌で反省会を行う。 今日は楽しんで

          《ドMの晩酌:第18夜》 ゆうこと呼ばれて

          《ドMの晩酌:第17夜》 2022ドM始め

          逃げられないミッションみなさま、新年明けましておめでとうございます。 本年も引き続きドSノリコがドMノリコを追い詰めていく「ひとりSMショー」に、呆れることなくお付き合いいただけますと幸いです。 今年はとてつもない変化が自分の身に起こる。 そんな予感にドキドキしているワタシがいる。 なぜなら、私は超×100難易度の高いミッションを遂行する決意をしたからだ。 このミッションを拒否すると、ドSノリコがターミネーターのようにどこまでも追いかけてくる。絶対に逃げられない。 当

          《ドMの晩酌:第17夜》 2022ドM始め

          《ドMの晩酌:第16夜》 ドMのバイト(ボウリング場編:後編)

          さよならクリスマス今日は12月25日。 クリスマスということで、子供たちや若いカップルにとっては待ちに待った日なのかもしれない。 我が家の場合は、一昨年に私がサンタクロースであることを息子たちに告げてしまったため、次第に彼らのクリスマスへのワクワク感が薄れ、とうとう今年はクリスマスらしさすら消え失せてしまった。 息子たちが要望するプレゼントが私の知識の範囲内だったら、きっと今でも我が家はクリスマスを楽しんでいたと思う。 モデルガンにハマっていた次男に「ボク、サンタさんに

          《ドMの晩酌:第16夜》 ドMのバイト(ボウリング場編:後編)

          《ドMの晩酌:第15夜》 ドMのバイト(ボウリング場編:前編)

          気味の悪いヤツ息子たちと夕飯を囲んで団欒していたときのこと。 若干ネガティブなトーンで「ボク、学校に友達5人くらいしかいないんだ。」と次男がつぶやいた。 「オレもそんなもんだよ」という長男の返答に表情が明るくなった次男は、「じゃあ、お母さんは、学校に通っていた頃、友達何人いたの?」と聞いてきた。 「そうねぇ、お母さんはねぇ・・・」  そう言えば友達の人数なんて、今まで数えたことなかったな。頭の中で数えていると、ちょっとヤバイことに気づき始めた。 なぜなら、幼馴染み1人し

          《ドMの晩酌:第15夜》 ドMのバイト(ボウリング場編:前編)

          《ドMの晩酌:第14夜》 忍者の修行

          無理することが生き甲斐朝のひと通りの家事を終え、おもむろにFacebookを開くと、6年前に投稿した写真が出てきた。どこかの公園で息子たちが泥んこになっている写真だ。 あー、この頃は彼らのお世話が大変だったな。 息子たちに当時の苦労話を聞いてもらおうとスマホの写真を見せるも「うんうん、お母さん、よくがんばったよね」と、ゲームに目線を向けたまま、かぶり気味にねぎらいの言葉を返すだけ。 はいはい、そんな話を聞かされたって君たちはつまんないよね。ていうか、君たちのせいで私が苦

          《ドMの晩酌:第14夜》 忍者の修行

          《ドMの晩酌:第13夜》 理想の家を造りたい

          別次元のごっこあそび オンライン授業を選択中の長男、自由登校スタイルの次男と、私はここ数ヶ月ずっと一緒に過ごしている。最初の頃はリラックスできなかったが、今ではすっかりそれに慣れ、各々好きなように過ごしている。 我が家の暗黙のルールは、誰かがオンラインゲームや電話で話し始めたら、残りの二名は黙るということ。 最近は、次男が仲間と会話しながらオンラインゲームをしている時間が長いため、長男と私が長時間黙らざるをえないのだが、我が家で一番のおしゃべりである次男の「ねぇねぇ、聞い

          《ドMの晩酌:第13夜》 理想の家を造りたい

          《ドMの晩酌:第12夜》 哀犬チョンボ

          大いなる勘違い最近、自分の物忘れが顕著になっているように感じる。 人の名前や誕生日を覚えることは昔から苦手ではあるが、これについては全く気になっていない。 なぜなら、私は、その人の雰囲気や交わした会話、自分自身に湧き上がった感情などを映像のように記憶できるという特技があり、久々に対面しても名前を呼ぶ以上の関わりで余裕でリカバリーできてしまう。 しかし、細部まで過去のことを覚えすぎているために、相手から「そんな会話しましたっけ?」「相手を間違えていませんか?」と思われない

          《ドMの晩酌:第12夜》 哀犬チョンボ

          《ドMの晩酌:第11夜》 戦時中の女学生

          パートナーに求めること最近、息子たちとの早歩きでの散歩やジョギングを日課にしている。 我が家にしては珍しく1ヶ月以上続いているので、ここは力強く「日課」と書いてみた。 9月以降、息子たちがオンライン授業を選択している(というか、タブレットでオンライン授業を映しながら、引きこもり生活を楽しんでいると言ったほうが正確かもしれない)ため、彼らはずーっと家にいる。 そして授業が終わったら終わったで、引き続き家の中で放課後タイムを楽しんでおり、放っておくと、本当に一日中家にいる。

          《ドMの晩酌:第11夜》 戦時中の女学生

          《ドMの晩酌:第十夜》 海水浴には瓜だけ持って

          「あの感じ」を味わいたいうー、朝晩冷える。この季節に入ると、手肌の乾燥だけでなく足の冷えが気になる。何をしていても「足が冷たい」という意識が頭の片隅にある。 時間がある時は、桶にお湯を張り足湯に入ることもあるが、息子たちが目を輝かせ「わーい!足湯だ!ボクも入る!」と、靴下の毛玉のついた足を突っ込んできて、みるみるお湯の表面が汚れ温度が下がっていく。 足を真っ赤にしてご満悦になった息子たちが去った後、彼らが床にはねちらかした水滴を拭き、再び熱いお湯を注ぎ、やっと私の足はお湯

          《ドMの晩酌:第十夜》 海水浴には瓜だけ持って

          《ドMの晩酌:第九夜》 ドMのバイト(ラーメン屋 : 後編)

          焦らされる感じがたまらない秋。乾燥と闘うシーズン到来だ。 母親として水仕事を避けて通ることはできないため、この季節からハンドクリーム様に頼る生活がスタートするわけだが、塗ればスマホがテッカテカになるし、ちょっとしっとりしたかな、というところで次の食事の準備がやってくるわけで、無駄にハンドクリームを消費してるだけなんじゃないかとすら思ってしまう。 息子たちがオンライン授業を選択したために、平日の昼食作りという仕事が加わってしまい、洗剤でカッサカサになったりハンドクリームでヌ

          《ドMの晩酌:第九夜》 ドMのバイト(ラーメン屋 : 後編)

          《ドMの晩酌:第八夜》 ドM流試験勉強法

          アドラー心理学を都合よくつい先日、中学1年生になった長男の中間試験なるものがあった。 私の息子は「やりたいこと」で日常を埋め尽くすことに1ミリの不安も持たない人種らしく、各教科に2時間ほど費やしたレベルで、それはまぁ堂々と試験を受けに出かけて行った。 親としていろいろと思うことはあるが、やれと言ってやるわけでもない。 アドラー心理学のアルフレッド・アドラー氏も「子供が勉強するしないは子供の問題であって、親は関われない。」とハッキリ言い切ってくださっているわけで、ここは都

          《ドMの晩酌:第八夜》 ドM流試験勉強法

          《ドMの晩酌:第七夜》 役に立たない牧羊犬

          お母さん、僕、犬を飼いたい仕事から帰宅して、私が一番最初にすることは掃除機をかけることだ。 なぜなら、息子たちが学校から帰宅後に食べたお菓子のかけらがカッピカピになって、まるで「マキビシ」の様に床に散乱しているからだ。 それだけでなく、お煎餅などを個装している袋も床に散乱している。 当然、それらはソファーの隙間にも、しっかりはさまっている。 「もー、お菓子のかけらやら、袋やら、捨てられないの?」と、ブツブツ言いながら掃除機をかけていると「ウィーーーーン」とワントーン高

          《ドMの晩酌:第七夜》 役に立たない牧羊犬