弱者の戦略

ジブン株式会社ビジネススクールのお題「弱者の戦略」を自分に当てはめて考えてみました。

私は小規模病院の薬剤師です。
会社員から転職して5年経ちますが、病院での薬剤師の地位は低く、まさしく弱者だと思います。薬学的に妥当なことですら院内で薬剤師の意見を通すことは容易ではありません。理不尽な物言いに心折れそうになることもしばしばです。
また、企業のように組織体制が整っていないので物事がどのように決まって動いているのかが見えにくい職場です。

薬剤師は薬局に籠って医師から出された処方箋に従って薬を払い出すだけならばこんな組織でも問題はないのです。しかし、医療の質を上げて患者の満足度を向上させ、病院の収益をあげ、自分たちの収入を増やしたければ、積極的に病床へ出向き、スタッフや患者と接して、薬学的に貢献できることを増やしていく必要があります。受け身の仕事をしていては進歩はないどころか、後退する一方でしょう。何より仕事が面白くありません。病院内できちんと意見を通して存在をアピールするためには弱者の戦略が使えるのではないかと考えました。
他の職種に対して、薬剤師が必要とされる領域は「薬」です。薬や薬の情報に関しては個人対個人で対応して個人的に理解を促す、知識を供与することで彼らの利益になるようにふるまおうと思います。
ヘタレな自分のお尻叩いてます、はい。



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