見出し画像

ジブンキャリアの棚卸


私は来年還暦を迎えます。
私の親は昭和一桁世代ですが、女性も仕事を持ち働くという、その世代には珍しい思想を持っていました。私はそのことに何の疑問も持たないまま、働き続けて今に至っています。
ふたりの子供は成人したので、生活のために収入を得る必要はありません。
かといって、働かずに悠々自適に過ごしたいという気持ちはありません。何らかの形で社会貢献していきたい、そんな漠然とした気持ちを抱いています。
60代の自分の生き方を考えるために、まずは自分のキャリアを棚卸しして、自分らしく社会の中で生きていく道を探ってみたいと思います。




会社員

私は薬学部を卒業して、製薬会社へ就職しました。
商品開発研究、教育研修の業務を経験しました。
自分の担当した商品が世に出た時の喜びは忘れられません。
グループリーダーやプロジェクトのタスク管理の業務も経験することができました。
新卒で入社した会社に30年在籍し、結婚、出産、育児、介護のライフステージの変化がありました。制度に助けられて続けられたキャリアだと思います。

薬剤師

50代半ばで薬剤師として働きはじめました。
調剤薬局で1.5年勤務したのち、病院に勤務して5年経ちます。
免許は持っていたけれど、薬剤師として働いたことがなかったので、
当初は戸惑いがありましたが、全く経験のない仕事に触れた機会は新鮮でした。
病院に転職してみて、自分にはここが向いていると感じています。
未熟ながらも管理薬剤師として日々充実しています。
60歳定年まで、残すところあと1年を切ってしまいました。

ワーキングマザー

結婚、出産で仕事を手放すという考えがそもそも無かったので、迷うことなくワーキングマザーになりました。
産休、育休、時短勤務を経験しました。

下の息子は育休明け直後に大病を患い、一命をとりとめたものの障害を負いました。さすがにこの時は働くのは無理だろうと思いましたが、保育園や療育関係者の助言で退職を即断せずに先延ばししているうちに、息子は障害を負いつつも明るく元気に育ち、人事部も背中を押してくれたので、結局は1年の介護休暇を取得して職場復帰しました。
実母や配偶者は母親が働くことに全く違和感を持たない人なので、とても協力的でした。
この経験はタスク管理スキルを磨いてくれたと思います。

障害児子育て

今年二十歳になった息子は障害者です。
息子の子育てを通して見えた世界は、私を大きく変えたと思います。
彼が完全に自立することを見届けるのが私の切なる願いです。

趣味

  • 競馬 JRAへの投資は欠かしません。一口馬主も少々

  • 旅行 どこか遠くへ行きたい


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?