【今までの私】大人になってもアトピー①
前回の続き
ステロイドをスパッとやめてしまった私は、そこから炎症が出っ放しの学生生活を送り、
そしてそれは社会人になっても続きました。
真っ赤な顔で電車に乗って、高校へ通う毎日。
私が知らない人からも、私は覚えられていたくらい、ひどい状態でした。
でも、友達は普通にいて、学校でも楽しく過ごし、帰り道、途中で電車を乗り変えて海へ行ったり、違う駅まで冒険して陶芸をやって帰ってきたり(笑)、
夏の休みの日には友達とカヌーに挑戦したり、楽しく過ごしていたなと思います。
ただ、可愛くてオシャレを目一杯している同級生の女の子を見ると、
赤ら顔で、首や手、足など、アトピーが出ている自分が悲しくなったり、
ポニーテールとかもしたいけれど、汚い首を出すのが悲しくてできなかったり、
1人になると、悲しみの中にいました。
友達に、アトピーの悩みは言えなかったです。
みんなピカピカの肌で、それが普通の年代で、
そうじゃない自分は悲しすぎて口に出せなかったし、
出しても、友達を困らせるだけな気がして言えませんでした。
だから恋とか恋愛とかにも積極的にはなれなかったかな。
(あ、でもバレンタインにチョコレートを何日も何日もかかって渡したりしたなぁ😌がんばったな笑)
高校、短大、社会人と、
色んなことを常に試していましたが、治ることはなくて、
痒みで夜がぐっすり眠れない→朝方やっとウトウト→寝不足で学校や会社は行く時間になる→皮膚が余計にひどくなりやすく炎症も治らない、
みたいな感じで、カラダに炎症や傷があるので、今思えば、本当に疲れたカラダを奮い立たせて、学校や会社へ行っていたなぁ…と思います。
そして思うのは、その頃の彷徨う気持ち、不安感、
先生や親でも分からない、治せない、という孤独、絶望感、
それを何度も何度も味わったこと、
でも友達や家族、周りには、元気に振る舞って吐き出せなかったこと、
それらが、もう少し大人になってからの更に心が辛く、生きるのが苦しくて、過食や布団から出られない、などというところへつながっていったのかな…と思います。
続く
今日も最後まで読んでくださって、ありがとうございます💗