明石元二郎のジョーカーゲームvol.1『私の夢、アジアをまたにかける大◯◯』
🌟私の夢「テレサテンみたいなアジアをまたにかけて大活躍するスパイ?になりたい」
突然ですがスパイに対してどういうイメージをお持ちでしょうか❔
エリート商社マン、或いは新聞記者で、目付きが鋭くて、マーシャルアーツ、すなわち武術の達人で、着けてる時計はオメガで…恐らく、そんなようなイメージなんではないかと。
確かにそういうスパイもいました。
戦前に逮捕されたゾルゲというスパイは当にそんなイメージ通りのスパイそのものの目つきです。
しかし、そういう如何にもスパイという感じの人は怪しまれて逮捕されてしまう事が往々にしてあります。
件のゾルゲもそうだったのです。
よってスパイに見えないスパイの方が怪しまれずいい仕事が出来るという逆説が生まれるのです。
(余談ですが、ある人とテレサテンの話していた時、彼女のあまりにも早すぎる死について「台湾のスパイという説もある」と申し上げたところ「あぁ言うのは商社マンがやるもんだ」と嘲笑われました。思えば紅の豚という映画の中でも「スパイってぇのはもっと勤勉なヤツがやるもんだ」というセリフがあるので、世の中の一般的なスパイのイメージはゾルゲそのものなのかもしれません。
またさらに余談ですが、ゾルゲが情報を聴き出す殺し文句というのが「あなたは本当は何も知らないんじゃないですか?」で、これを言われた相手はありとあらゆる情報を次から次へと喋ったらしいです。
それはそれとして、私もテレサテンみたいなアジアのまたにかけて大活躍する人々から愛される俳優か歌手になりたいですね。スパイはノーサンキューです💦公安の外事課からお誘いがあってもこう言ってお断りしようかと。「スパイってぇのは、もっと勤勉なヤツがやるもんだ」)