過去と現在のお話し。
はじめに
コロナに罹患し、自宅療養の最中、考える時間というものを手にすることができたので、私の頭の中で考えていることをここに記しておこうと思う。文章を書くのはとても苦手ではあるが、お付き合い頂けると嬉しい。
大学生だった私
そもそも私は、約1年ほど前まで教育学部に通う”大学生”だった。1年前に人生の岐路に立たされ、大学3年の後期がこれから始まろうとしている時に”大学中退”という選択をした。
なぜ大学を中退したのか。それは、大学が面白くなかった。ただそれだけだ。求めていたキラキラした大学生活ではなく、学内よりも外の世界の方が魅力が多かった。言うなれば完全に自己中っていうやつ。
実は1年目から辞めたいと思っていた。親にも話し、大学にも退学届を貰いに行ったほどその時点で辞めようとしていた。では、なぜその時点で中退という選択肢を取らなかったのか。それはただ単に自分の将来を考えることができなかったから。何がしたいのかも分からない。どうやって生きていきたいのかも考えることができなかった。その後の人生に意志のない人間だった。
なぜ教育学を専攻していたのか
私は中学時代に不登校を経験している。いじめにより学校に行くことができなくなったのだ。仲の良かった信用していた友だちに裏切られ、心身ともにボロボロになっていた。何回も死にたいと思ったし、この世から消えてなくなりたいと思った。
そんな中、私は周りの先生たちに助けてもらった。そのおかげで、卒業式にも参加することができたし、行きたかった高校のコースにも進学を果たすことができた。
私はこの時から”先生”という職業に興味を示すようになった。
自分みたいな経験をする子を減らしたいし、助けたいと思うようになった。
経験から感じたこと
”いじめって学校現場から消すことはほぼ不可能なのではないか。”
こんなことを自分の経験から感じている。
周りがどう動いたって、いじめを無くすという点においては”無意味”だと。
だから私は、ひたすら寄り添える教師になりたいと思っていた。消すのは無理でも子どもの精神的な面で軽減することはできるのだと。しかしそれは教師でなくとも寄り添えると思った。
選択は間違ってなかった
結論から言うと、大学を中退して良かった。大学にいる時よりも常にワクワクしているし、キラキラしている。別の視点からの考えや見方ができることで世界が変わり、夢もできた。
人生の中で今が私らしく最も輝けていると思う。学歴社会の日本だけど、自分らしくない人生を生きていきたくはない。
これからのこと
私は教師になるという道から今外れてしまっている。
だが、自分のような経験をしている子を救いたいという気持ちは消えていない。
だから今何ができるのか。考え、行動していきたい。
そして、たくさんの人がHappyになる世の中を作っていきたい。
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