「忙しい振り」をするのが、本当のビジネスマン?
【Busy-personじゃなくて「Businessman 」】
英語でも「ビジネスマン(business-man)」は「忙しそうな人」なわけですね。本当に忙しいかどうか、ではなく「忙しそうに見える」方が重要なんだな。だから、実質はどうでもいい。それが戦後の表に見える世の中だったわけですね。
【「作れば売れた」戦後という時代】
なぜかというと第二次大戦後の世界は大破壊後の戦後需要でとにかく物資が必要だったので、世界中でモノを作りまくった。それで現在の経済ができたんだな。人間同士のコミュニケーションだけで人間社会の一員でいる、と、思わせることができるくらい、実際の生産活動から離れたところにいる人は、たとえ暇でも、なんとか食えたんだね。
【忙しい人。忙しさを演じる人】
本当に忙しい人は生産活動で手一杯。能力がなく生産活動から疎外された人は「コミュニケーション」というエンターテインメントで「忙しさを演じて」自分もこの社会の生産活動のどこかにいるんだ、という「疎外感」の穴埋めをしたんだな。社会から疎外されることの「恐怖」を、そこでなんとかしょうとしたし、それでもなんとか生きていけるくらい、世の中は豊かではあった。かつては、ね。
いまは違うよ。
【単なる消費者】
スタバでMacbookにiPhoneで一日過ごしてる、カッコいいと思い込まされている、結局のところ大衆向け商品の消費をしてるだけの失業者が溢れる時代になったんだな。
スタバ、美味しい?