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地味だが重要。「低消費電力技術」。

【モバイルバッテリーを忘れた!】
夕方から都内へ。カフェ待ち合わせ中の午後5時頃にスマホをカフェの電源で満充電したが、とにかく電池が持たない折り畳みスマホ。ライブ飲み会が終わった午後10時近くには60%。帰りの横須賀線に乗った午後11 時に40%。そのときカバンを明けて気がついた。「モバイルバッテリー忘れてたー」なんとか午前0時の逗子到着に30%。なんとかモバイルSuicaで改札を通れた。現在の折り畳みスマホはどの機種も電池を食うんだね。大容量バッテリー内蔵でも、減りが速いのを実感する。これは電池容量の問題じゃなくて、本体の消費電力の制御がうまくない、ってことなんだけどね。

【「バッテリー容量」を調べてもわからないことが多い「電池寿命」】
最近はスマホの電池容量をあれこれ書くスマホ記事が多く「このスマホは巨大なバッテリーを積んでいるから大丈夫」のように書いているのが多いんだが、電池容量では実際の使用時間はわからない(電池容量と使用時間はあまり関係ない)から、電池容量を気にするのは実はほとんど意味がない。実際に自分の使用状況で使って見るしかない。スマホ本体で食う電力のほうが影響が大きなことが多いのだ。

【メーカーによって電力制御技術には歴然とした差がある】
実際にいろいろ使って見ると明らかにメーカーによって少ない電池容量をできるだけ長く使えるようにするノウハウには歴然とした差が出ているのがわかる。

【スマートウォッチでよくわかる「低消費電力化技術」】
スマートウォッチでは、もともと電池に使える体積が少ないので、小さな容量の電池しか積めないため、顕著にメーカー毎の「低消費電力技術の差」がわかる。良く日本でも見ることがある、あるスマートウォッチは、普通に使っていると電池は1日持てば良い方だが、中国製の同性能・同機能のスマートウォッチは、1週間や2週間は普通に電池が持つものが多い。明らかに「差がある」のだ。

【低消費電力は機器の寿命も伸ばす】
スマホでもスマートウォッチでも、同じ機能でも消費電力が低いと、より長時間電池が持つだけではない大きなメリットがある。

【充電式電池の寿命は充電回数で決まるから】
’電池そのものの寿命は充電回数で決まるので、年間での充電回数も少なくなり、電池そのものの寿命も長くなる。

【「低消費電力」だと壊れにくい】
しかも低消費電力になると発熱なども少なく、他の電子部品の長寿命化にも寄与する。電子部品のトラブルも少なくなり、機器そのものの寿命も伸ばし、壊れることも少なくなる。「低消費電力技術」は地味な技術で華やかさはないかもしれないが、現代の電子機器においては実際の利用シーンで重要な技術の一つなんだな。

【派手で見栄えが良くて。。。は飽きる】
「派手で見栄えと話題性のある技術」には多くの素人の耳目が集まり、売上にも大きく関わってくるのだが、実際に素晴らしい新製品のスマホを使い始めると、手にするまでは派手に見えるところは、慣れてきてからは、どうでも良くなる。代わりに、重要なのは「長持ちするか?」「壊れにくいか?」「電池は持つか?」「充電の頻度が高くないか?」などの「基本性能」に目が向くはずだ。

これは人間でも同じことが言えるように自身の経験上思うが、それがどういうシチュエーションであるかという詳細については、ここでは私の意見を含めて差し控えようと思う。「大人の事情」というものは、そういうものだ、と、ご理解いただければありがたい。

【スマホを替える理由の一つが「消費電力」】
実は私もこういうことがあるので「今週は忙しくて充電するタイミングがそんなに取れないかも知れない」というのを予想して、消費電力の大きい折り畳みのスマホと、普通のスマホの機種変更を自分でしょっちゅうしている。

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