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「監視社会」は「安全社会」という側面もある。

【連絡が取れない!】
自分がコロナで重症化して2週間ICUにいたとき、1週間も経たないうちに「連絡が取れない。おかしい」と気がついてくれた人がいた。それまでは毎日連絡をしているし、なにかと毎日SNSに書き込みをしていたから、自分になにかあったのを、友人や知人にわかってもらったわけだが、自分としては突然のICU入りである。どうしようもなかったのは言うまでもない。

【常に書き込んでいた】
自分の場合、コロナのとき、最初、軽症で一般病棟に行き、数日で重症化した。その軽症の数日の間も毎日なんらかの書き込みをしていた。

【突然のICU行き】
そのときは自分の身になにかあった、ということは、複数の人が自分の「書き込みがない。おかしい」のに、気がついて心配してくれていたのは、ICUを出てから一般病棟に移ってからスマホを再び手にして分かった。みんな片手間でも見ていてくれたのだ。

普通に数日ごとに連絡を取っている、あるいは毎日書き込みをして、それを誰かが見ているからこそ、周囲もそれをわかってくれたわけだ。「自分の身に何かあった」ことを。

【事故は突然起きるから】
しかし、事前に何もなく、何の理由もなく、突然書き込みもメッセージの返事もない、というのは、やはりその当事者に、なんらかの問題が起きたのではないか?と、友人も知人も心配になる。犯罪などに巻き込まれていないか?などは、やはり特に気になるものだ。

【コロナ重症化以来していること】
自分も、あのコロナでの重症化以来、自らのセキュリティのために、できるだけ毎日なにかを書き込むようにしている。間を空けても数日程度だ。社会とのつながりが「隣近所」がメインという時代でもなくなった。毎日の書き込みは、自分の無事を知らせ、なにかあった時の備えになる、ということを知ったからだ。

【デジタルデトックスは計画的に】
最近は「デジタルデトックス」等と言ってスマホから計画的に離れる人も多いが、事前になんらかの告知をしておき、復活の時期も予めSNSなどで言っておくのが良いだろう、と、私は思う。自分の場合はもともと「デジタルデトックス」はしない。しかし、する人は、事前告知、あるいは毎日か数日毎の、なんらかの書き込みは、自らのセキュリティのために必須となった社会なのだろう。

【犯罪の発生?。セキュリティの第一歩】
長いSNSなどでの「沈黙」は、犯罪の発生と疑われ、知人であっても行動を起こすこともあるから、問題がないことだけは、毎日1行でも書き込みをしておくことをお勧めする。これが現代の自分の身を護るセキュリティの第一歩なのだろう。

【緩く監視してもらおう】
こういうやり方は、自分が監視されている、と感じるかもしれないが、誰が自分の危機を救うか分からない。だから「複数の人に緩く監視してもらう」つもりで、毎日のSNS書き込みは習慣にしておく必要があるのだろう。

自分がコロナで重症化したとき、そんなことを考えていた。いま、それを実行している。

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