コロナ終息宣言と書評

【WHOからコロナ終息宣言が出ました】
本日、WHOから、一応のコロナ終息宣言が出ました。私はコロナで重症化し、その後に大腸がんが続くなどの時期でしたが、なんとか戻ってきた、という感慨があります。noteにもこの事は書きました。

【アウトブレイクの記録】
「新型コロナウィルス感染症アウトブレイクの記録(医学書院)」という、イラストの多い、永寿総合病院(当時、コロナの大規模院内感染でマスコミで話題となりました)の看護師のかたが書かれた本があります。結局、この後、日本中の大小の病院が同じ状況に陥った、と思いますが、私自身がこの本が出版される直前にコロナで重症化し生死の境をさまよい、ICUのお世話になったことから、実際の看護の現場で何が起きていたかを知る、非常に貴重な記録として、しっかり読ませていただきました。

【看護師と言う仕事】
この本では、看護師さんや関係者のメンタル等についても非常によく描かれているので、コロナと言う予期せぬ非常事態が描かれているものではあるものの、看護師と言う仕事がどんなもので、そこで働くと言うことがどう言うことであるかということについて、非常によくわかる一冊にもなっていて、その面においても、感動を覚えます。

本日、WHOからコロナの終息宣言が出されましたが、この記録はまだまだあるかもしれない非常事態への備えとしても、是非手にとっていただければと思います。