テレワーク
様々な分野でテレワークが進んでいるが、ハードルをどうやって乗り越えるのか?というかハードルとはなんのか?
まず、コンタクトセンターの話題にも触れているので、コンタクトセンターアーキテクチャとして技術面でハードルを考えてみると、テレワークのハードルなんて無いと言える。
ITの発展により技術的にはずいぶん前から、遠隔での対応が可能となり、そのための仕組みや運用方法が確立されてきた。セキュリティーが心配だとの声があるが、どこで運用してもそのリスクはついて回ることを考えれば、機密情報の管理・運用方法を徹底的にリスクが最小になるようにすれば良い。
一般的なオフィスでの業務でも同じだと言える。
環境面が整えられれば、会社でできる仕事が在宅で出来ないわけがないのだ。「技術的にハードルがある」「セキュリティーに懸念がある」と言うのは言い訳に過ぎないと感じるのは言い過ぎだろうか?
ここで言う環境面とは、執務可能な設備・場所・時間の確保と考えていただければ良い。
では、コーチとしての立場からコミュニケーションとしてみた場合、精神面はどうだろうか?
在宅勤務をすることで、より細かなやり取りを意識し、相手にわかりやすく伝えたりしているのでは無いだろうか?直接会っている頃は曖昧に出来ていたことも、オンラインでは繋がっているとはいえ距離があると、伝え方の工夫やわかりやすさを考慮しているのでは無いだろうか?そしてそれは効果的なコミュニケーションとして効率的な業務対応に結びつくと考えている。
この様に考えると環境面以外でハードルと言えそうな要素は見当たらない。
環境面にしても、在宅時に子どもが泣いてしまう。ペットが寄ってくる。誘惑するものが沢山ある… など執務環境としての適性などの点が挙げられるが、それは家の近くのシェアオフィスやレンタルオフィス、サテライトオフィスなどを執務場所として使えれば良いのでは無いかと思っている。
オフィスでPCを使う業務なら基本的にテレワーク化が可能だと考えている。もちろん物理的な作業が伴う仕事については現時点でテレワーク化は難しいと言わざるを得ないが、それも時間の問題のように思う。
ITの発展に合わせて、人の意識も変わり革新していくとすると、VR・ARやロボティクスなど、ネットに繋がるだけで様々な事が実体験として経験できる日が来れば、よりテレワークのハードルは下がるのだろうと思う。どれくらい先の未来なんだろう…
まとめると、技術面、環境面、精神面で考えてみても、たいしたハードルはなさそう。なのでハードルは超えられそうなら越えれば良いし、高くそびえ立つ超えられないようなハードルなら、その下をくぐらせてもらうだけで先に進める。それくらいの感覚でテレワークを運用すればいいのでは無いだろうか。
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