自分史 コーチングに辿り着く
私のマインドセットはどの様に形作られたのか?どの様に変化したのか?そんなところを自分の過去を振り返りつつ書きたいと思います。30代中盤から40代に至る話です。
と、出だしは「自分史 マインドセットは変わるもの」と同じでなので、前半割愛。
どうしてこんな内容になったのか?
そう、マインドセットに変化がみられたタイミングでコーチングと言うものの存在を知ったからです。きっとマインドセットが変わるまで目の前を通り過ぎても気がつかなかったのでしょう。
意識できる範囲に刺さってこなかったのです。
それがやっと私の意識できるところに、私に必要な情報として現れます。そしてここから分岐した記事としてご覧ください。
さて15年前と書いたのは、管理職として色々意識し始めたころだからです。
管理職として、自分も含めた組織として成功する事を考え、どの様な手法があるのか?どの様に進めればいいのか?を考え、結果も大事ですが、プロセスや努力も認める事を他者に対しても意識するようになりました。
また、管理職として、私とは違う考えをもつ多くの人たちを纏めなければならなくなりました。私ならこう考えるのに。こう思うのに。こう行動できるのに。色々思い悩むうちに、成長する柔らかなマインドセットが加わっていったと考えています。
それでも始めは固いのと柔らかいのが行ったり来たりで上手くコントロールできませんでした。
そこで論理的な思考方法や組織運営に必要なマネジメントスキル、品質管理などを勉強したり、様々なフレームワークを習得して仕事に活かそうと考えました。特に空気は読める割に、人の心がわかってない(もしくは、ズレてる)と自覚した事もあり、ヒューマンスキルについて調べることが多くなっていました。
ヒューマンスキルに関連する研修を多く受講した時期でもあります。その中で自分に合っているかも知れないと感じたのが、コーチングでした。
集合研修を受けている中で初めて触れたと思いますが、その時は聴く事で成り立つスキルと理解して、言葉が思考に追いつかない私に都合がいいと思ったのです。
始めはそう、都合がいい!だったのです。
上手く主張することも、論理的に説明するのも苦手に感じていた、私にとって!
他の人の考えが読み取れない、感覚がずれていると思っていた、私にとって!
しっくりくるスキルでした。まさに都合がよかったのです。
自分が無理せず習得出来て、みんなの役に立てそうだったから。
そこで、コーチングをしっかり学び自分のものにしたいと考えました。当時は他にシステムシンキングも使える様になりたいと思い、同じように研修を探し受講したことを覚えています。
そんな訳で高尚な理由などなく、自分にとって無理なく習得できそうな都合の良いスキルだと考え、学びたいと思ったのがコーチングになります。最初の印象は聴くだけでいいんだよ!でしたが、そもそも勘違いしていますね。
この辺りは今後自分がコーチングを伝える際に留意したいと心に誓っています。
また、自分にとって都合がいいと感じたコーチングは学べば学ぶほど、その奥深さや有用性を感じるに至っており、都合がいいどころの話ではなくっています。
なくてはならないものだと言えるでしょう。