第24話 悲壮感の漂う上司になっていませんか?
教育コストを考えると、何度も従業員が入れ替わるより、ずっといてもらった方がいい。
【一緒にいたいと思われるリーダーの条件】
・自分 (従業員)に関心を持ってくれる人
・向上心をもって実践している人
・見合った報酬をくれる人
社員に会社にずっといてもらうには「一緒にいたいと思わること」が大事で、そのための1つに、リーダーは「向上心をもって実践している人」であった方がいいとお伝えしました。
振り返ると、同じ頑張っている上司をみても「自分も頑張ろう!と思える上司」と「そう思えない上司」の2種類の方がいたなあ~と思い返されます。
頑張っているのに自分も頑張ろう!と思えない上司に共通していたのは、「やらされている感が漂っている上司」でした。
違う言い方をすると、「悲壮感が漂っている上司」です。
「こんなに頑張っているのに何でわかってくれないんだ!」という方です。
超頑張っているのは、かわいそうに思いましたが、エネルギーはもらえませんでした。
これは僕も大反省です。
資金繰りが大変だったときや、クレームを抱えたときや、超忙しくなったときに、「悲壮感漂う社長」だった気がします。
今でも折々、そのかっこ悪い姿がでることがあり、反省しきりです。
ここが「一緒にいたいと思われる人」の分岐点なんだろうなあと思います。
経営者の大変さは、やった人でないとわかりません。
内容をうかがえば、「そりゃ、悲壮感漂っても仕方ないよな」と僕だったら同情できます。
でも、部下の方は無理です。やったことないからわからないんです。
ここに気が付くのに時間がかかりました。でも、今は気が付けているので、出来る時が増えました。
「修羅場は笑おう!」
経営者の皆さん、毎回出来ないかもしれませんが、頑張るだけ頑張りましょう!
そして、1回でも出来たときは、自分を褒めてあげましょう!
できなかったときは、あとで気がついただけ成長!って
そのうち、その回数も増えて、きっと「いつもプラス思考!」となれると思います。
これが「向上心をもって実践している人」の背中なんじゃないでしょうか。
僕は、ベテラン営業員が大量退職したときに、それが出来たので、今のメンバーが残ってくれていると勝手に思っています(その時の詳細は第1話にて書いてます。ご関心のある方は是非!)
たとえできなくても、
「修羅場で笑おうとしている姿」
は、きっと従業員の方には、エネルギーになると思います。
小企業の社長さん、頑張りましょう!!
応援してます!!
今日も、皆さんにとって、素敵な1日でありますように!
ホワイト小企業を目指す河越でした。