バカなんじゃなくて、のびしろ
昨日、ドラッグストアに行ったら、入口にお菓子が山積みになっていた。
ハロウィンはもう終わったよなぁとぼんやり考えていたら、
クリスマス商戦であることに気づいて、愕然。
もう2021年が終わろうとしていますよ、みなさん。
早すぎるよね、と語りかけたいところだけど、
今年は、そこそこ長かったような気がする。
2021年は、いろいろ勉強した年だった。
社内の勉強できる機会に参加したり、本を読んだり、他もいろいろ。
しかし、勉強したことを仕事で生かそうとしてもうまくいかなかったり、
参加した勉強会での言葉の意味がちんぷんかんぷんだったりすると、
「何で自分はこんなにバカなんだ・・」
と、自分で自分に唾をはく、みたいなことをやってしまいがちだった。
落ち込む⇒寝る⇒立ち直る、を繰り返してたら、
2021年の年初がずいぶんと遠く感じる。
何してたっけ、私。
そんな2021年で身に着けた言葉が、
「バカなんじゃなくて、のびしろ」だ。
人間の脳みそは矛盾を嫌うので(認知的不協和)、
何かが上手くいかなかったとき、
次のどちらかに着地した方が楽なのだそうだ。
①自分はバカ = 物事がうまくいかない。
②自分は有能である = その物事自体が無意味。自分には向いていない。
「自分は有能である」と「物事がうまくいかない」を
結びつけたままにしておくのが、しんどいので、
どちらかの価値を下げて均衡を保つ。
でも、それで脳みそが楽になったとしても、現実は何も変わらない。
「バカなんじゃなくて、のびしろ」は、
そんな脳みその癖をハックするための、マジックワードである。
Creepy Nutsが30代に向けて「のびしろ」という歌を出しているので、
合わせてご堪能ください。のびしろしかないぜ。
※認知的不協和の元ネタは、こちらの本。とても読みやすく脳みその罠が書かれているので、興味ある方、どうぞ。
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