「誰に」が一番大事
パソコンを買い替えたら以前のケースがサイズに合わなくなり、SALASUSUのパソコンケースを買った。
少し前に、8年くらい使ったトートバッグがいよいよボロボロになってきて、同じくSALASUSUのホリデイトートを購入したばかりである。送料無料の特典もついてたし!という言い訳もあるけれど、同じブランドでこんなに短期間に2つのバッグを買ったのは初めて。
購入したバックを見ながら、私SUSUのターゲットにきっとドはまりだったのだわ、と思う。お金に余裕あったらサンダルまで買いたいもの(笑)
SUSUのターゲットは、DRIVEキャリアにも興味あるんじゃないかな、と思い立ち、客観的に自分が何でSUSUを選んだのか、どうして買ったのか、心の動きを振り返ってみた!
◇◇◇
1・子どもの人身売買の撲滅に取り組む「かものはしプロジェクト」のホームページを見て、カンボジアの事業自立により2018年でインドに事業の軸足を移していたことを知る。(噂は聞いていたけれど、ちゃんとHPで確認したのは初)
2・2002年設立から16年間かけてカンボジアでの事業自立まで持っていった、その功績に感動してしまう。(世界を変える仕事ってこういうことだわ)
3・その自立した事業が、い草を使ったバッグなどの小物を販売しているSALASUSU。作り手は、小学校も卒業していない、教育の機会に恵まれなかったカンボジアの女性たち。働いて収入を得ながら、自立して生きていくために必要な様々なスキルを学んでいる。
4・どうせお金を払うなら、こういうところで商品を買いたい!と思う。
5・トートバッグがボロボロになっているのに気づく。SUSUで買う。
6・届いてみたら、可愛いデザインとコンセプトにテンションが上がる。「旅」がキーワードになっていて、裏地に飛行機チケットを彷彿させるようなタグがついている。工房を見学できるチケットも同封。
7・普段カジュアルな格好を好んでいる自分にコンセプト設計からデザインまでぴったり。
8・友達(職場の同僚)の家に遊びに行ったら、トートバッグを見て「SUSUのだ!私もパソコンケース持ってる!」と言われる。パソコンケースもあったんだ!と知る。
9・パソコンを買い替えたら、ケースがぶかぶかなことに気づく。トートバッグ購入時に、半年間の間、送料無料特典があったので、それを使って再度購入。
◇◇◇
・・こうやって書いていると、ポイントが3つあるなぁと思っている。
1つは、「どうせ買うならこういうところで買いたい!」という気持ち。
2つめは、上記の気持ちを抱くような社会貢献に興味ある人のライフスタイルや好みに、「旅」のテーマが合っているんじゃないかな、と思うこと。この「旅」には、カンボジアの女性たちの人生の旅を応援する、という側面と、買い手の人の「あたらしいものに出会う旅」の意味合いの2つが重なっている。このコンセプトメイキングにやられた。裏地のデザインや、工房を見学できるチケット同封など、「旅」のコンセプトが細部まで作りこまれているところもいい。
3つめは、「私も持ってる!」という友達の一言と、送料無料特典。類は友を呼ぶ、だ。友達から言われてパソコンケースの存在を知ったところに、送料無料特典があったことで購入の敷居が下がった。(価格設定も絶妙)
特に、2つめの「旅」をコンセプトにもってきたところが勝因だなぁ。MOTHER HOUSEやandu ametなど、エシカルなバッグを販売しているブランドは他にもあるけれど、上手に差別化できているように思う。(ちなみに、どれも好きです)
「誰に届けたいか」が一番大事
「誰に」に合わせて商品からWEBサイト、コンセプトまで徹底的に寄り添って作りこむことで”ブランド”が生まれる。当たり前のことだけど、そんなことを商品から教えてもらった気がする。
熊野古道のコンテンツマーケティングの記事も、まさにそれ。
誰に、にこだわる。想像する。どんなサービスを作るのも、すべてはそこから。
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