地域系WEBメディアの方向性を考える
ぼくは、泊まれるコワーキングスペース #コダテル の経営もしながら、実は、地域WEBメディアの編集長もやっています。
「KITONARU」(きとなる)という、愛媛の観光・グルメ等の口コミ情報を集めたメディアなんですけど、毎週書いてくださる市民ライターさんや読者に支えられ、ここ3年ぐらい運営・編集をしています。
KITONARUとは
「来たくなる」の伊予弁をアルファベットにしてみました。 お年寄りも小さな子もわかる、普段使っている言葉で、みんなの情報を集めて、読めば誰しもが来たくなる(きとなる)サイトにしたいという思いです。
語源
“気になる” (まちのことが気になる)
“来たくなる” (まちに行きたくなる)
“木となる” (地域の情報が蓄積されていく)
おかげさまで、現在の立ち位置的には、「市民目線で発信する」という点が評価され、google検索で上位になっている記事もあり、月間で概ね10万PVのところまできました。
地域系のWEBメディアは、なかなか検索流入が稼げないので、厳しいと分かっていたのですが、着実に読まれる記事を増やし、少しですが収益も上げることができています。
食べ物系では、店によっては食べログを超えていたりも。
(グルメライターが多いということもありますね)
そんな「KITONARU」ですが、これからの方向性を3つ考えていますので、こちらでご紹介したいと思います。
1,ライターさんのキャラクターを活かす
当初は、「KITONARUとしてどうか」ばかりを考えていましたが、最近は少しずつ「ライターさんのキャラクターが活きてるか」という視点を大事にしています。特に、毎週◯曜日に執筆していただいているライターさんは、そのキャラクターから、読者の心を掴みつつありますので、そのあたりは引き続き、記事としても前面に出していきたいと考えています。
グルメライターで有名な火曜日の菊池さん。
登山・アウドドア系記事が得意なoreoさん。
などなど…定評のある方もいるんですよねぇ。
(ここだけの話、キャラが立ちすぎて、某TV局からも取材の問い合わせもあったのです)
2.地域のグルメ・名所等の動画コンテンツを増やす
地域の情報はまだまだ動画にはなっていないのが現状。なっていたとしても、PR動画になっていて、本当のところは見えてきません。KITONARUでは、「市民目線」というのが売りなので、動画でもライターさんに率直な意見を言ってもら編集していきます。短めの動画で5分ぐらいのものを本数増やしていきたいですね。
特に、地元産品(果物・野菜やお土産等)のレビューや料理動画はやってみたいところです。
▼すでに上がっている動画はこちら
3.広告主さんを募集します
KITONARUのWEBサイト上に、企業さんのバナーを掲載したり、広告記事としてライターが取材したりしたり……愛媛の企業さん等の商品やサービスをより伝えられるコンテンツ作りにも取り組んでいきます。
KITONARUは、「市民の目線」「生の声」が売り。読者が一番知りたいところに届くように、取材を通じて、文章や動画にしていきます。
ライターさんと協力して、新聞広告や単なるバナー広告以上の価値を発信できるWEBメディアになれるといいなぁ。
なんと!
この記事(note)を読んでくださった方で、記事広告をご依頼いただいた方は、今だけ基本料金の50%OFFにて取材・執筆・掲載をさせていただきます。
詳細は、コメント又はDMでお気軽にご連絡ください。
あまりにも数が殺到した場合は、途中で締め切らせていただく場合があります。
ということで、地域系WEBとして、上記の3つを2020年取り組んでいきます!
「地域メディアの運営は難しい」と言われますが、発信者が少ない分、まだまだ素材も残っていますし、ブルーオーシャン。市民目線で面白く「気になる」コンテンツを発信し続けたいと思います。
いずれは、地域メディアをつくりたい人に向けて、ノウハウも書いていきますので、乞うご期待ください。
何か質問・リクエストがありましたら、こちらからお気軽にどうぞ。