日本酒の魅力をいろんな世代に!吟醸酒フェア
日本酒好きにはたまらない試飲イベントが続々復活しているこの秋。
日本吟醸酒協会主催で、選りすぐりの蔵元が集まる試飲イベント
「Enjoy!吟醸酒フェア2022 〜東京 秋の吟醸酒を味わう会〜」が、
10月26日(水曜日)に池袋のホテルメトロポリタンで開催されました!
近年オンラインや小規模イベントはあったものの、人数が制限されていたり、地方から生産者が揃う大規模なイベントはなかったので、久しぶりに勢ぞろいのこの大イベントは開催前から話題になっていました。
それだけでなく、このイベントには日頃から愛飲する日本酒ファン向けのみにではなく、日本酒を飲まないような様々な世代にも「吟醸酒」を知って、飲んでもらえるような興味深い仕組みがたくさんありました。
現在、全国42蔵で結成されてる一般社団法人日本吟醸酒協会。
1981年に吟醸酒を広めるために設立。
イベントなどを通して「吟醸酒」という言葉とその価値、そしてその素晴らしい味わいを国内外で伝え続けています。
9代目の現理事長は2021年より岩手県の南部美人久慈浩介氏が就任しています。
久慈さんと言ったら、ざまざまな新しい発想で日本酒を世界に広める第一人者として知られている存在。
いつも笑顔が素敵でパワーをいただけます!
開催前から話題だったのは、業界外の様々なインフルエンサーたちがイベントや出品日本酒の発信をSNSでしていたこと。
若者の情報収集は主にSNSなので、そこで影響力のある人たちの日本酒を楽しむ投稿は、興味を持ってもらえるきっかけにもなったと思います。
人気蔵元14人が毎週水曜日に入れ替わりで「全国周遊!オンライン前夜祭イベント」(全12回)をYouTubeライブで開催したり
インフルエンサーや、人気VTuber4名とコラボ、
そしてメタバース(3次元仮想空間)にも挑戦していました!
実は私、メタバースって知らなくて、VTuberとかもよくわからなかったのですが、そういうカルチャーがあるんだと逆に新鮮でした。
当日もSNS映えするフォトスポット設置や、インフルエンサーたちがYouTube生配信でレポートしたり、
福島県喜多方市のほまれ酒造がご実家のフリーアナウンサーの唐橋ユミさんもゲスト出演。
翌日のネットニュースでもその盛り上がりの様子が紹介されていました。
イベント開始前の試み、当日、終了後の参加者たちのSNS投稿ーーー
日本酒の魅力やイベント宣伝の目的だけはない、
リアルとオンライン、2D、3Dなどを絡めたその積極的な情報発信ーーー
今までにない新しい取り組みがとても印象的なイベント、というより一連のプロジェクトに思えました。
当日は一部二部とも大盛況でたくさんの人たちで大賑わい。
市販されていない希少なお酒から、高級酒、蔵の定番のお酒まで全て試飲可能で、しかも生産者から注いで頂き交流が出来ると言うことで凄い熱気でした。
出品酒はこちら
https://www.ginjyoshu.jp/event/22oct-tko/list/
個人的に久しぶりにお会いできる蔵の方たちや日本酒ファンとの再会、
そしてこのようなイベントがまた出来ている様子に胸が熱くなりました!
メルカリShopsの「日本吟醸酒協会オフィシャルショップ」でもお酒が購入できるサービスもご用意されています。
先着約1,000オーダー、期間限定送料無料キャンペーも実施中とのことで私も購入!
会場でもQRコードから、気に入ったお酒は即購入可能というのも簡単だし、荷物にならないのでいいなと思いました。
吟醸酒フェア2022のために描き下ろしされたYTuberのラベルやお猪口のイラストの「日本吟醸酒協会限定コラボセット」はこのネットショップの中でも高額にも関わらずSold Outなのを見て、オンライン配信の時も含め、YTuberの影響力の大きさがよくわかりました。
これをきっかけに購入者日本酒ファンになってくれたら嬉しいですね!
イベントではおつまみは提供されていなかったので、ゆっくり座って試飲したお気に入りを家で料理と楽しみたい時はおススメです!
そもそも吟醸って何?
どんなお酒?
どうやって飲むの?
まだまだ知られてないなぁーとよく思います。
特にハレの日のイメージの吟醸酒。
もちろん、贈り物にピッタリな高級酒もあれば、デイリーな料理にも合う味わいやカジュアルプライスまであります。
こういうイベントやSNSで発信させてブームをつくるだけではなく、
日常生活の中にさりげなく定番化していきたい。
そのためには時代にあった広め方や楽しみ方の提案が必要なんだなと思い
日頃イベントやセミナーを行う者として大変勉強になりました!
一般社団法人 日本吟醸酒協会
当日の様子はこちらのYouTubeでよくわかりますよ!
あ、ちらっと打ち上げの様子に映っちゃった(笑)
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