霧纏い。
深い霧、浅い霧…
霧の晴れ間を願っても叶わぬ夢
鮮明な景色を瞳に映したのはいつ?
交差する色彩の街
漆黒の闇の中では何も見えない輪郭
心動かないまま一人立ち尽くしてる
ひとすじのヒカリ射す中で
差し出した君の手も
向けられた笑顔も
見えないフリをした
求めていたもの
素直になれない天邪鬼
何より、
欲しいのはキミだけなのに
誰より、
その手を掴みたいのに。。。
いつからか偽りを覚えた。。
リアルを求めるのを禁じた。。
信じることを恐れた。。
割れてしまった心
純粋さはもうここにはない、、、
カケラを拾い上げながら
涙の雫が頬をつたう。。
滲んだ世界にまた霧がかかる