舞台を観て想う戯言✨その2✨
流星揚羽さん「天雲草子」at大塚萬劇場✨
素晴らしい世界がそこにありました。
一緒にいる時間が長い程、相手を理解し信頼し愛おしみ強い絆が生まれる。時に意見が割れて喧嘩したりもあるけど心はそこに、、共にある。同じ想いで繋がっている。。。
兄弟で長く共に生きてきたオヅヌとカヅヌ。。同じ血が流れる二鬼、弟は兄を、兄は弟を信頼し理解し同じ憎しみも哀しみも分かち合ってたからこそ。。。知らぬ間に弟に大切な存在が出来たことが何より苛立ち同時に寂しく感じながらも安心したのかな。。。兄者兄者と慕ってた弟…自分がいなくても大丈夫って…消える間際の寂しく優しい表情がもぅ。。グッときました。
玉禅様と阿尾羽、真生。。やり取りが好き過ぎました✨自由な玉禅様をしっかり仕事に導く真生のテキパキした指導係✨阿尾羽は強くは云えず甘やかし担当かなと感じたりw✨というか真生ちゃん。。。スピッツ系かな?本当愛くるしい。。「まお」って名前聞くだけで真生ちゃん出てきて密かに切なくなってます。。玉禅様に忠誠を誓う2人…もう2人の玉禅様への想いは言葉にならない程に深く尊い感じが強くて…玉禅様と共にある。。3人其々が本心からの強い想いの繋がりあってこそ。。。今も3人で一緒に楽しく過ごせてますようにと願うばかり。。✨
信頼関係は時に血の繋がりほどに結び付きの強さがありますね✨
志摩と景近。。。志摩の景近に対する深い信頼の想いが凄く伝わってきて、優しく温かい空気を感じました。義勝と千代乃の間にも感じた包み込む様な柔らかな…。。主と家老、殿と奥方、形は違えど愛する者を支える女性の強さを感じました✨そう。。景近が斬られた時の志摩の涙。。。愛に満ち溢れてて、、大切な人を失う哀しみが伝わってきて…去り際のみかげを見つめる心細さが伝わる瞳が切なくて。。。真生が治癒力を使い生還をした景近と笑い合う2人…それぞれがまた新たに時を紡ぐエンディングに安堵の涙。。。
かぐや、みかげと出会い一緒に鬼退治に参加した十郎丸。。。本当は争いや退治だけを望んでるわけじゃなく人だけでなく鬼も全ての命を大切にしてるのを感じて。。。騙されたと知った時の無念さが怒りではなく哀しみに満ちていて、もう心がつら過ぎました…人同士の争いにかぐややみかげを関わらせずに一人で立ち向かうシーンに涙が溢れ、2人をぎゅっと抱きしめて、ありがとうと息を引き取る場面はもぅ。。。号泣。。かぐやとみかげが泣きじゃくるのも観て。。号泣。。その後の換気時間は毎回放心状態だったのは言うまでもなく✨
一方通行な想いでも大切な存在がいて、その人が笑顔でいてくれたら…幸せでいてくれたら…少しでも私の事を思い出してくれたら…それは何にも代えられない私の幸せ。。。そう切に感じます。。
笑い女の章のつたえちゃん。。切なすぎた。。村の人達に愛され、自身も大好きでずっといれたらどんなに幸せか。。でも普通の人には寿命があって…常に大切な人が天に旅立つのを見送り続ける寂しさは計り知れない。。。深入りする前に、もっと好きに大切にならないうちに離れなきゃ。。それでも理解して受け入れてくれる人達から離れたくない。。。でも時はきてしまう。。時の流れは残酷。。。でも去り際のみんなが優しい眼差しで感謝しながらつたえちゃんを見て、それに笑顔を返す姿が胸を締めつけました。。。これ観た後は祐未ちゃんの笑顔が涙腺の刺激をしてきてます✨
そして、そら。。。こまりちゃん=鈴というイメージが定着してましたが、わんぱくで人大好き、遊ぶの大好きなそらの少年さが大好き✨いつも真っ直ぐで行動力も記憶力も優れてて、、森火事シーンからもうねジワジワ来てました。。大切な友達を、、何があっても、自分の身がどうなろうと、構わない。。大切な存在を守る、、、そらの強い意志がストレートに心に刺さりました。。。そらのコロコロ変わる表情、、偽りのない純粋な笑顔、決心した後の力強い意志のある凛とした顔付き、斬りつけられながらも立ち向かう決死の顔。。。もぅ。。。よく頑張ったね、そら✨そんな気持ちでいっぱいでした。。。
少し気持ち温かなとこの感想をと思いつつ、やはり想いを語ると涙腺が。。。
またその3も宜しくお願い致します🤲✨