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自分にとっての喜びにしませんか?価値観はそれぞれ違うけど。

フルーティストとしてフルート講師として。人の価値観はそれぞれだな。と思うここ数年です。
そもそも音楽とは特に私はフルート演奏家ですが何のためにするのでしょうか?
私がフルートを始めたきっかけは以前のnoteに書きましたが、やはり演奏している時に自分にしか感じられない何かがあるからだと思います。例えば心地よいとか、夢中になって嫌なことを忘れるとか。
この曲が演奏できたらいいな?と、思っていたら実現した時の喜びとか。
またそれとは逆に、何か賞をとるためにやっているとか。
もちろんそれもアリですね。人それぞれですから。


ただ、私がフルートを教授していく上でのモットーは楽しく、何か自分に喜びを感じてもらいたい。と、思ってます。
その喜びが将来、フルートをつづけていく道しるべになるかもしれないから。


そして、ただ一つだけ避けたいことがあります。
フルートを通して人に悲しみを与えること。
もちろん、私も知らず知らずにしてしまっているかもしれません。だから常に感謝という気持ちを忘れたらいけないな。と。
一生懸命練習して頑張った気持ちは自分の喜びになると嬉しいです。
あの人より上手くなりたい。有名になりたい。賞をとりたい。そのガッツある気持ちは大事です。ですが、そこだけに価値を置くのではなく自分にとっても喜びそして感謝を持てるようになりたいですね。
フルート演奏の評価軸は人それぞれです。
技術面だけで音程、リズム感、音色、表現力などを評価軸にすることは決して悪とは思いません。ただ、それを追求するばかりで自分にとっての喜びが人を傷つける何かにしてはいけない。と思ってます。

最後に、私はフルートを吹き続けて36年目。クラシックから始めて大学では芸術学部のフルート専攻を卒業し、その後ジャズやボサノバに出会い演奏家に。そしてコードがあればアレンジもして今は作曲&ギタリストの夫とKONNODUOとして活動。
フルート教室と演奏でなんとか生活中です。
そんな私ですが、いわゆるコンクールに出場したこともないし、もちろん何か賞を受賞したこともないです。
そんな私でも、今はたくさんの生徒さんに囲まれてフルート教授もしているし演奏活動もしてます。
私にとっての喜びです。生徒さんたちにレッスンに通ってくれてありがとう。という感謝の気持ちでいっぱいです。演奏を聴いてくださる方々にも心から感謝してます。

音楽も芸術。感性の世界。
感性の感じ方はひとそれぞれ違うから。

自分に返ってくることが、素敵なことになると良いです!

目黒区「紺野紀子フルート教室
東横線祐天寺駅より徒歩7分くらい。
クラシック、ジャズ、ボサノバ、楽典、子供クラス。




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noricori
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