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シンガポールでの主日礼拝(Living Water Methodist Churchにて)

私はクリスチャンだ。日曜日には創造主で救い主の神様を礼拝している。遊びに来たシンガポールにいてもそれは同じだ。とはいえ英語がそこまで達者ではない私、日本語教会を探してみた。いくつかあるが、いずれも礼拝は14時台。おそらく午前中はローカルの英語・中国語の礼拝があって、午後から場所を借り、スタッフが入れ替わったり協力したりするのだろう。とはいシンガポールGPは13:45にはゲートオープン。そしてお祭りが始まる。せっかく来ているのでゲートオープンから参画したい。ということで、午前中に礼拝しているローカルチャーチを探すことにした。Google MapsでChurchと入れて検索する。なんと沢山ヒットする。ホテルのあるOne North駅から徒歩圏だけで5個くらいある。それぞれのWebサイトを観始める。幼稚園や小中学校を併設しているところが多そうだ。そんななかで「ここに行こう!」と思えた教会に出会えた。その名はLiving Waters Methodist Church


心わしづかみにされたのは、賛美だ。私は賛美が好きだ。特にWorship Songが好きだ。特にHillsongやBethel Musicが好きだ。そしてこの教会のストリーミング/アーカイブではこれらWorship Songを活き活きと主に向かって歌っていたのだ。ちょうどその時YouTubeにてHillsong Church(オーストラリア)のライブ配信礼拝を聞いていた。(シンガポール時間午前8時、オーストラリア時間午前10時の回)ちょうどいいではないか!ということでこの教会に出向くことにした。
Google Mapsによると徒歩18分。せっかくなので散策を楽しみ似つつ歩いていくことにした。朝のうちはまだ涼しかったこともあり、楽しんで歩いて行けた。(とはいえ日差しは強く、焼けるように暑かった・・・)

道中改めて気がついたことは、教会が多いことだ。いずれもメソジスト教会のようだ。そしてそれらのどの教会の建物にも、英語で聖句(聖書の御言葉)が大きく書かれている。信仰心のあつさを感じさせる。そんなこんなで複数の教会の前を通り過ごしながらついに到着。門番さんがいて、スマホで手続きをしろ、と。4,5個の項目があり、IDナンバーにはパスポートの下3桁を入力せよ、とか発熱や席の症状はないか、など。電子入国カード・健康申告書(SG Arrival Card with Electronic Health Declaration)のことを思い出しながら入力して、画面を門番さんに見せる。すると赤い丸いシールをくれた。これを服に貼って入りなさい、と。そんなこんなで入室し、礼拝へ。その日の賛美とメッセージはコチラ。

私はいつも通り人目をはばからず賛美した。なぜなら賛美は主なる神様にささげられるものだから。英語の歌詞の曲だが、どれも知っている、なじみのあるものだった。嬉しかった。喜びが心から沸き起こっていた。

礼拝メッセージの内容は耳だけで理解するのは難度が高かった。メッセージは第一コリント3章からだった。理解にはスライドが助けになった。加えて、スマホでWordを起動し音声入力を活用した。英文だが書き起こし精度も高く、何とかなった(つもりでいるが、どこまで正しく深く理解できているかは未検証)つもりだった。が、なんと!この後に理解度を検証する機会が与えられた。

礼拝終了直後、声をかけられたのだ。明らかに新参者の私に声をかけてくれたのはMichelleさんだった。私をシンガポールまたは中国の人だと思ったらしい、が片言英語の私のためにスマホの翻訳アプリを使って話してくれた。曰く「日本語がわかる仲間を紹介するよ!」「これからスモールグループでメッセージ内容の分かち合いをするけど来る?」とのこと。嬉しい!是非!二つ返事でついていった。(まさに人を釣る漁師!)そこで出会ったのがChristinaさん、Derekさん、Dannyさん、Davidさんだ。彼ら彼女らの輪に加えてもらい、メッセージの分かち合いをした。その時もスマホのWord音声書き起こしが大活躍した。詳細は割愛するが、少しだけ概要を書く。シンガポール建国以降メソジストの宣教師たちが献身的に主の愛を語り続け、地域の必要に答えていき、学校や病院をたくさん作っていったそうだ。それゆえシンガポールにはメソジスト派の教会が多い。そしてメソジスト同士、教会は緩やかな連携をしているそうだ。それゆえ牧師もジョブローテーションする。Living Waterも数年前に牧師が代わり、今の方になったそうだ。その際、神にではなく人(牧師)に従っていた信者がいたことが明らかになった、その牧師を追いかけて教会を移り変わった方々もいた、とのことだった。今の牧師はその状況を踏まえて、人(牧師)にではなく神に従うこと、主の御言葉に忠実に歩むことを言行一致し続けていた、とのこと。そして子供が増え、その親が増え、以前教会を離れた人も戻ってきているとのことだった。実は私の信仰生活でも同じような経験をしてきている、牧師が辞任することもあったし、私が教会を移り変わってきていることもある。その辺りのことを証した。どんな状況であれ、主に聞き従うことの大切さを分かち合えたとても良い時間だった。その交わりの最後に「どうしてNoriはこの教会に来たのか?」と聞かれた。上述のようにライブ配信からのアーカイブを見て、賛美が素晴らしかったからだ、と答えた。するととても喜んでくれてWeb製作チームにも伝えておくよ!と言っていた。その後ローカルレストランでランチを摂ることになりご一緒した。どれもおいしかったですよ!で、この時気がついたのは話すことに夢中で写真を撮っていないことだ。そこで思い出したように撮った写真がこちら。

右からMichellさん、Christinaさん、Derekさん、私


このとき、前述の「教会Webサイトでのライブストリーミング&アーカイブを見て教会に来た人がいる!このことを教会メンバーに紹介したい!」ということになって、その場で即興インタビューが行なわれた。その動画がこちらだ。


そんなこんなで楽しく過ごした礼拝からのスモールグループからのランチタイムを終えて、F1決勝を見るために街中へと旅立ったのだった。続く。

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