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【書評】「現代経済学の直観的方法」著:長沼伸一郎 〜経済・物理・歴史の冒涜〜
はじまりは、このツイートからだった。
「エネルギーをひきだす」とは何のことを指しているんだろう。カネの間違いじゃないのか。 https://t.co/fHT9umeO0m
— 大場紀章(エネルギーアナリスト) (@nuribaon) July 18, 2020
エネルギーアナリストとしては、見過ごせない一節と感じたが、本文でどのように表現されているか分からないので、取り敢えず著書を購入して読んでみることにした。
で、一通り読んでみたが、後で説明するように正直めちゃくちゃで、全体を通しても酷い内容だなと思ったので、こんな本は誰も読まないだろうとどうでも良くなって放置していた。
え、ベストセラー?僕がおかしいの?
ところが、9月4日、私が普段どうでもいいコメントを書いているNewspicksというメディアで、この本をテーマにした連載が組まれているのを目にした。
以下、過激な表現を含むので有料にしました
ここから先は
5,398字
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