僕たちは詰め込み過ぎていたのかもしれない
机を空けたらめっちゃ快適になった。
机の両側に等分にあったもろもろを右側にえいやっと寄せてみた。物が減ったわけじゃない。配置を変えて左側を広く空けただけだ。
左側を何かに使う予定があるわけじゃない。ただただ空けた。こんなことをしたのはどうしてか。
ずいぶん前に見た収納の番組を思い出したからだ。その番組内であるご家庭の収納を見直した。ずいぶんと収納スペースが空いた。
家の持ち主が聞いた。「この空いた場所には何を入れたらいいですか?」それに対する収納の専門家の言葉。
「空いた部分は空けておけばいいんです」
なるほど。たしかにそうなのだ。空いた場所は空いてるんだから空けておけばいい。
単純なことだけれど、目から鱗だった。続けてこんなこともおっしゃった。日本人は空いた場所にものを詰めたがると。
そうかもしれない。当たり前のことを聞いただけなのに、僕も目から鱗だった。なんだか空間に詰め込まなくてはいけない病にかかってるのかもしれない。
この病は空間だけじゃない。時間にもかかっている。空き時間があったら何かを詰め込みたがる。現在のこの事態はその病を治すいいきっかけだ。
リアルの机を空けて快適になったので、バーチャルの机も空けてみた。スマホのトップ画面。
スマホはこの状態が快適かはまだわからない。使い勝手の面で。ただ少なくとも見た目は涼しい。
明日に続く
この記事が参加している募集
スキ「♡」をありがとうございます! 「サポート」はささやかな幸せに使わせてもらいます♪