ひとり出版のススメ②ひとり出版のデメリットをメリットに変える

前回に書いたメリットデメリットで、大切なことを書き忘れた。
ひとり出版の最大のデメリット２つを正直に書く。
ひとつめは商業出版に比べて宣伝告知が弱いこと。ほとんどの個人は自分の出版を宣伝する仕組みを持っていないからだ。

ふたつ目は本のクオリティが商業出版に比べて低くなりがち。
編集者や出版社を通さないんだから、企画も文章もデザインも弱くなりがちなのは無理もない。
でもそれらを超えてひとり出版にはメリットがあると思っている。

それは自分で全部作ることは楽しいということ。そして全てが自分の経験になることだ。
人は経験したことはできるようになって、続ければ上手くなっていく。
電子で６冊出版してみて、自分の本作りがどんどん良くなっていっているのが手をとるようにわかる。

これは商業出版で人の手を借りていたら実感しにくいことだろう。
それでも商業出版を目指すなら、無料で出版できる電子出版で経験を積んでからでも遅くない。
そのためにはまず原稿を書くこと。次回は原稿の書き方をお伝えします。

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