文章法とマジックと驚き
笑ろてるパパがええやん!
2011-09-16をリライト
『今すぐ書け、の文章法』堀井憲一郎
の中にこんなフレーズがあった。
「書く前に考えていたことしか書けない文章は失敗である」
文章を書いている人のスタンス。文章を書いているうちに、筆がのってくる。
当初の想定と違ったものになった方が、より面白いものが書ける。
つまり、
「自分でも驚くような文章を書け」
てこと。
これをマジックにも当てはめる。
「演じる前に予定していたことしか起こらないマジックは失敗である」
マジシャンが完全にそのマジックになれきっていて、予定調和になってる場合、
不思議なことが起こるけど、それを起こすマジシャンの態度が、
「あたりまえ」になっちゃってる場合。
そんなマジックはつまらないと思っている。
マジックって、不思議現象のオチは決まっている。
それに向かってマジシャンは場をコントロールする。
でもそれが、予定調和であることがゲストに伝わってはつまらない。
マジックがどこに向かっているのかわからない。何が起こるのか予想がつかない。
その状態にゲストはもちろんマジシャン自身も巻き込まれている。
…ように見える状態が面白い。
つまり、
「自分のマジックで自分も驚け」
てこと。
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