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校門前のアライグマ〜その女の子はどうして僕に声をかけたのか〜
楽しいことがあった、昨日の夕方。
食材を買いにスーパーに出かけたのが17時過ぎ。
すでに暗くなっていた。
スーパーへは小学校の前を通って歩いていく。
小学校の西門前にさしかかったとき、声をかけられた。相手は3年生くらいの女の子。
たぶん地元小学校の子だけれど、名前は知らない。
「あの…」
ためらいがちな女の子。
「どした?」
「あの…あそこにタヌキがいる」
道路の向かい側の木の上を指差した。
ほんまに?
僕は道路を横断して、その木の下まで行った。
マンションの庭に植わっている木。
そこにいた!体長1メートルの大きい動物。
尻尾がシマシマ。どうやらアライグマだ。
近づいても全然逃げない。
道路を渡って戻って、女の子に写真を見せた。
「きれいにとれたな!」
と褒められた。
それから女の子は怒涛のように話し始めた。
習い事のバス待っててん。そしたらそこ(門の前)にタヌキが座っててびっくりしてん!ほんでタヌキが道わたってあっちいってん。道渡るの車とおってたからあぶない!って思ってん。でもわたれてよかってな、ほんで木の上にのぼってん。見てたらわださんやったっけ?が通ったから教えてん!
僕の前に何人も大人は通ったけど、声はかけられなかったそうで。
わだ(?)さん、って名前も自信なさそうによんでくれた。
僕に声をかけてくれたのはたぶん、毎朝校門に立ってるおっちゃんやからだろう。
こうもんパパやっててよかた。教えてくれてありがとう。
3分後、習い事のバスに乗る女の子を見送りました。
それから市役所と学校に連絡。
今朝も校門前に行きます。
女の子と昨夜の冒険を話すのが楽しみ!
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![和田のりあき/マジックパパ](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/8509417/profile_a3da741320d91171eff3e8c2fdcd0417.jpg?width=600&crop=1:1,smart)