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「穀物ラウンドテーブル」 ECG グット・プラクティクス20選⑵ A2: サプライヤーとの連帯的で公正な関係

picture: ©Märkisches Landbrot

https://web.ecogood.org/media/filer_public/bc/c0/bcc041d5-3bc2-4e7a-8d2e-3896554bda6e/2021-04-07-good-practices-web.pdf

本シリーズでは、ECG(公共善エコノミー)グット・プラクティクスに選ばれている20優良企業・団体を、公共善マトリックスの20項目に沿って、1社づつ紹介。2つ目の会社は、穀物生産農家と連帯的で公正な関係を結んでパン作りをする工房。

A2: サプライヤーとの連帯的で公正な関係

1992年から営業しているDemeterのビオ認証のパン工房 Märkisches Landbrot は、パンの原料である穀物類を周辺の農家から直接購入している。毎年開催する「穀物のラウンドテーブル」でパン工房は、サプライヤーの農家と買取の量と価格についてオープンに話し合って決める。その際、世界市場で変動する穀物価格は考慮しない。天候不順などで収穫量が減少したときには「臨時ラウンドテーブル」を開き、共同で解決策を講じる。農家もパン工房も「フェア & 地域産 憲章」に調印。
http://www.landbrot.de

世界35カ国、3000以上の企業・団体が参加するECG(公共善エコノミー)運動の主要ツールは「公共善決算」。横軸に人間社会の基本価値4つと縦軸に5つのステークホルダーからなる「公共善マトリックス」で、企業や団体の倫理的・社会的・エコロジカルな経営をホリスティックに評価する。SDGs17目標もすべて含む「公共善決算」を行う企業・公益団体、自治体、教育機関は、世界的な草の根ボトムアップ運動の先導役。



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