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ウェビナー 「ドイツの河川の近自然化 〜グリーンインフラの生態系的、社会的、経済的な意義」

2021年 7月13日(火) 18:30-20:30


https://renaturierung.peatix.com

レクチャー 80分  質疑応答 30分  参加費:1500円/人

人間の文明社会は、農業や工業の用水を確保するために、農地や宅地を広げるために、船のスムーズな運行を可能にするために、または洪水被害を防ぐために、自然の河川の形状や生態系の「多様性」を減少させてきました。

ここ数十年、それら「均質化」「単純化」された人工の河川を、再自然化させる事業が考案され実施されています。それらは河川が本来持っている生態的な価値を高めるだけでなく、新たな社会的な保養空間にもなり、水と人の関係を強化し、また洪水の抑制や中長期的な観点での建設維持管理費用の削減など、経済的な効果もあります。

日本にとっても大切なテーマ。ドイツの河川の近自然化の具体的な事例に基づいて、これまでで得られた科学的知見や近自然化工法のモデル、ディテールをわかりやすく紹介していきます。

・なぜ河川を近自然化するのか?
・真っ直ぐな河川を蛇行させる事例
・蛇行させるスペースが確保できない人工河川での流れと生態系の多様化の例
・堰(せき)での魚道のデザイン
・近自然化で保養スペースを創出!
・近自然化による洪水抑制の効果
・経済性:建設費と維持管理費
・プランニングと施工に必要な知識と体制

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