ねんドラちゃんの畏怖ボディ作成備忘録その3【ふたりめ】
本記事にはその特性上、ドールの解体写真や生首写真、裸の写真が掲載されています。
少しでも不安のある方は以下をご覧いただかないようお願いいたします。
ドちゃには手袋も必要だよね!ということでピュアホワイトをお迎えした先日。
ハンドパーツだけ購入できたらそうしてたのでしょうけど絶版となってしまっているようでショップでは見つけられなかったのでボディごと購入しました。
2回目のSDN染色
2022/08/03
染色対象はオビツ11ピュアホワイトです。
それから前回破壊してしまったので新たなオビ球(ホワイティ)。
今回撮影中、露出を上げると色味がわかりにくく感じたのでお写真少し暗めで見にくいかもしれません。
後ほど改めて見にくいと思ったらレタッチして差し替える可能性もあります。
1.準備
用意するものと分解については初回染色の記事をご覧ください。
2.分解
さっそくパーツを分解するも、ひじと足首のジョイントがかったい!
メラミンスポンジの際はゴリラになったわたしですがその実力はゴリラ界でも最弱。
家人に頼んで引っこ抜いてもらいましたが結局プライヤー持ち出してたので相当なものでしょう。
ヤットコを実家から持って来ようと思っていつも忘れちゃうのでもう新しく買おう。
3.洗浄
前回記事を書いた後、洗浄方法を検索してこちらを参考にさせていただきました。
4.ジョイントのメスの染色
オスメスわけて染色しました。まずは染まりやすいメス側。そしてオビ球のオス。
溶液はSDN空6ml:SDN紫2ml:水252ml。
メーカー推奨は5%溶液ですが前回みるみる染まったので3.17%(たぶん)で様子見。
加熱してたら70度まで上がってしまったので火を止めて浸漬することにしました。攪拌は忘れずに。
およそ1分45秒でご覧のとおりです。
オビ球は色がついてる分染まりにくいですね。
5.ジョイントのオスの染色
オス側の方が染まりにくく赤みが強く出るのかなという疑念から配合を変えるべきかとも思いましたが、染まりにくいことを利点と捉え、ひとまずメスに使った溶液をそのまま使用することに。
60度になったらとろ火にして2分30秒弱。
溶液を薄くしたためかボディが真っ白だからかはわかりませんがメスに比べて少し赤みが強い程度の違いです。
オスはムラがすごいけどまぁほぼ隠れる部分なのでヨシ。
6.腹部ジョイントとひざの染色
もともとメスと一緒に入れようと思っていたけど忘れてた腹部ジョイントとひざ。
ジョイントのオスメスを染めてみて赤みが強いと感じていたのでSDN空を2ml追加しました。
この時点で溶液の配合はSDN空8ml:SDN紫2ml:水252ml(厳密には水は蒸発してるでしょうから異なります)。濃度およそ3.8%。
60度になったらとろ火で2分弱です。
7.ボディの染色
少し青に寄りましたがまだ紫っぽいので更にSDN空1ml追加。
SDN空9ml:SDN紫2ml:水252ml、濃度4.18%です。
60度とろ火で2分強。
8.足パーツの染色
ここまで全て赤みが強いので、まっしろボディだしもしや空単色で理想のドラ肌できちゃうのでは?と思い至りました。
配合はSDN空5ml:水95ml、濃度5%。
70度近くまで温度が上がってしまったので火を止めて浸漬すること40秒、うっすら染まった色は青。スピード命の作業中につき写真はありませんが。
こりゃまずいと取り急ぎSDN紫1ml追加して再加熱60度とろ火で50秒。
最初からSDN空5ml:SDN紫1ml:水95mlで同様に染まるかは不明ですが、とりあえず足パーツはねんどろいど本体と遜色ない色になりました。5度見くらいした。
まぁ足パーツはお靴履かせちゃうと見えない部分なんですけどね!手も染めてマニキュア塗ってあげようかな。
まとめ
初回の染色に比べるとだいぶねんドラちゃんにつけても違和感ない仕上がりになったかなという感じです。
つやつやもいいけどねんどろいどのお顔は総じてマットなので艶消し吹いた方がそれっぽくなるかな?
初回と2回目の仕上がりの違いの要因として考えられるのは濃度および浸漬時間による染色の濃さはもちろん、ボディの色もあるのではないかと思います。
もともとベージュ(肌色の表現はわたし自身モヤる部分があるのでこの呼称で)のものに対して別の色を染色するために浸漬時間が長くなり、更に混色によるにごり(特に青肌なので補色にあたるでしょうし)が生じて結果暗い色味になってしまったのでは?と。
ピュアホワイトボディであれば今度こそねんドラちゃんにバッチリ似合う色を用意できそうですが、わたしはドちゃの高身長股下5キロを推したいのでホワイティで狙った色を出したい!
オビツ製作所さんからピュアホワイトの身長調整キットが発売されれば言うことはないのですがまぁ難しいでしょう。
なのでおそらく次回は身長調整キットの採用により余ってるパーツを使って狙い通りの明るさの青肌ボディを作れるかのテストになるかと思います。
今回の染色ボディはねんドラちゃん以外にもゆめかわ〜な青肌の女の子にも良さそうな可愛い色合いなので青肌レシピ求めてる方の目に留まればいいなー