鉄血のオルフェンズ感想
観た。
ミーム化してネットでは
特定のキャラの話題を腐るほど観たけど
元を知らんなと思って
去年から細々と観て全50話視聴。
40話、41話の展開に心折れそうになりながら
(特に41話の無慈悲さにゲボ出るか思った)
完走したけど、
終わればかなり好きなガンダム作品になった。
情勢を変えるような大きな動きは
何かしら社会に影響が出ない限りは起こらない。
鉄華団の歩みや抗いは
歴史に名を残すような
煌びやかなものではなく、
特定の人物が崇められるような
英雄譚でもない。
その戦いの果てに命を繋いだものたちが
より良い世界になるようにさらに歩を進める。
多くの犠牲があったからこそ
今があり、未来がある。
歴史を動かす歯車は
数多くの、語られることも
見向きもされない部品のうえで
成り立つ、と教えられたような物語やった。
主要キャラがバシバシ退場して
辛くて悲しい展開の連続やったけど
骨太で漢くさくて、
何より「次世代に繋ぐ」テーマ性もあって
好きなシリーズになってしまった。
観終わって思うけど
同じくネットミームの
「原作読んだら全然笑えないシーンだった」
を体感したわ。