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パフォーマンスを効率的に向上させるツール

皆さん、こんにちは。

「持っている力を最大限活用する」

これはやはり誰でも探求することであり、またなかなか答えが出ないことでもありますよね。

現在はテクノロジーが進化したため、いろいろなツールや便利なガジェットが世にあふれていますが、今回は私が現役の頃から大変お世話になっているツールをご紹介したいと思っています。

はい。そうです。いわゆる「5ミリ方眼」です(笑)。

これはコンサル業界にいらっしゃる方はなじみ深い商品かと思っています。私も若い頃は毎日何十枚もストーリづくりや資料の構成、資料作成の下書きにと毎日大変消費してしまったので、どれだけ森林伐採に影響させてしまったかわからないレベルです(笑)。

ただ、この「紙に書くということ」はコンサルに限らず、クリエイティブな仕事に携わっている方には必要不可欠な商品なんですよね。

ではなぜ、「紙に書くということ」がパフォーマンスを効率的に向上させれるのでしょうか?理由は大きく2つあると思っています。

①思考が整理される

「答えがない」課題や問いに対しては、どうしても最初から思考が整理されていないことが多いかと思います。今の時代、事前にはっきりと答えが見えていないことは多いですよね。その際に、いきなりPCに向かって資料の作成等に取り掛かってもなかなか筆が進まないということはありませんか?

私は読んだことはないのですが、結構売れている「ゼロ秒思考」という本ももこの流れかなと思っています。元コンサルタントの本ですしね(笑)。この手の本は、「ダイレクトに答えを求める方」ですと少し期待外れになったしまうケースはよくある話です。これはあくまでトレーニング方法を記載しているだけです。トレーニングというのはなんでも地味なものなんです(笑)。

特に「note」に記事を投稿されている皆さんはこの辺は理解しやすいかなと思っています。

②物事を構造化して理解出来る

コンサル業界にいると、「物事を構造化しろ」と常日頃から言われ続けます。これは少し説明が難しいのですが、簡単にいうと「難しいことを簡単に説明しろ」ということかなと個人的には思っています。いわゆる「ロジカルシンキング」の基礎知識であり、フレームワークの基本スキルになります。

これは、文字ですと相手に理解してもらうために時間がかかったり誤解を招く恐れがあるため、図やチャートで「視覚的」に訴えることで相手に簡単に理解してもらう事を目的としています。

構造化のメリットは視覚的に訴えることで物事の「関連性」や「相関関係」が明確に理解できることです。相関図なんかはわかりやすいですよね。言語や文字で関係を説明されても最後の方には最初に説明されたことなどすでに忘れてしまっているというは私だけではないと思っています(笑)。

これは私が経験上感じていることなのですが、絵にかけないということはその物事を正確に理解していないということです。文字では全体像や関連性の理解が不十分でもつらつら説明を加えることでなんとなくまとめることは出来ると思います。

ただ、これを「絵」として描くとなると、「全体感は見えているか」「何と何が相関関係があるのか」「同質なものは何か」「相対的な大きさの対比は」等、全体像と関連性が見えていないと簡潔にまとめることは難しいのです。ですので、文章では何気に書けても「絵」で描こうとすると手が止まってしまうというのは良くある話です。

「物事を構造化」する能力を身に着けたいと思った時は、5ミリ方眼に簡潔に「絵」を描く練習をすることがその能力を高めることの最も近道になると思っています。

これからの時代に必要な「チカラ」

今の時代、いわゆる「知識」というのはネットの世界で簡単に探すことができるようになっています。一昔前の受験勉強で必要であった「暗記力」というものはもはや、グーグル先生にお任せしておけば良いです。

これからの時代に必要なことは、「断片的な情報をどのように繋げられるか」「その情報からどのような思考や仮説を生み出すことが出来るか」「それらをスピーディーに高度化出来き、行動に繋げられるか」が必要な能力になります。他の事はテクノロジーにお任せでも全然OKです。

もちろんテクノロジーの粋を集めたガジェット等もありがたいですが、アナログのツールというのも結構役に立つものですよ。


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