キングコング西野亮廣さんから影響を受けた話
この物語は、キングコング西野亮廣さんから影響を受けて、人生が動き始めた僕の物語です。
題名は『サッカー×エンタメ物語』です。
※随時、加筆修正していきます
◪はじめに
2019年5月5日(日)23:40
この日、この時間どこにいて、何をしたかをを鮮明に覚えている。
人生の11時台にいると感じていた僕が、偶然にも11時台である23時に取った行動が【運命を引き寄せる】行動だったのだ。
その行動とは
NORA HAIR SALONにカットの予約をしたこと。
この行動が後に‘’スラム街の子供達と一緒にサッカーをする‘’ことに繋がる。
運命を変えるために予約をした訳ではない。ましてや、計画的に未来設計をしていた訳でもない。人って何がきっかけで変われるのか、わからないものだ。
僕は今、挑戦者という立場だ。
今はまだ何も成しえていない。
世間に対して影響力も知名度もない。
でも、成功者ではなく、そこらにいる挑戦者の1人として、僕の身の回りに起こったことを発信することには、大きな意味があると思っている。
おそらく多くの人は、僕と同じような環境にいて、同じことを思っている人が多いのではないか?
現在の自分の置かれている環境から、自らが理想とする環境へ移りたいという思いを。
だから僕は、挑戦者ポジションにいる自分が、望む環境へ行くために【行動していること】を発信していく。
僕と同じ立場の【挑戦者】にとって、少しは役立つかもしれない。
そしてこの発信は、もう1つの意味合いがある。
人生の時計が11時台で止まっていた僕の、時計の針を動かしてくれた【キングコング西野亮廣】さんへの【恩返し】だ。
僕は2019年4月10日(水)13:03に【西野亮廣エンタメ研究所】に入会した。
【西野亮廣エンタメ研究所】に入っていなかったら、今の僕は確実にいない。
西野さんが挑戦者であり、挑戦者を応援する人だから僕は立ち上がれた。
西野亮廣エンタメ研究所に入った人間が『挑戦を始めたこと』、『実際にどう運命が変化したか』を発信することが、今の僕が西野さんに対して返せる【恩返し】だと思う。
これがなぜ恩返しになるのか?
わからない。
でも、強いて言うなら『挑戦し続けていることが、恩返しになると思ったから』が理由だ。
実は西野さんには4回ほどお会いしている(漫才を観た回数を含めると5回だ)。
直接お話ししたこともあるが、最後に12月にフィリピンで会った時は声がかけられなかった。
本当は話しかけたかったし、聞きたいこともあった。
優しい西野さんは、声を掛けたら話を聞いてくれたと思うけど、「まだ今の自分ではダメだ」と思ったからだ。
この物語には、そんな西野さんが知らないエピソードがたくさん書かれている。
いつか、西野さんがいる場所まで辿り着いた時、お酒を吞みながらこの物語の話をしたい。
では、そろそろ始めよう。
怒涛の4ヶ月間を追った物語を。
◪『新世界』×無料公開⇒サッカー×エンタメ物語の始まり
2019年4月のある日のこと。
僕は妻と一緒に近所のカフェでコーヒーを飲んでいた。
ここは、気分転換をしたい時によく利用しているお気に入りの場所だ。
ただボーッとしたり、妻と他愛のない会話をしたり、スマホをいじっているだけなのだが、不思議とリラックスできる。
最近では、メンタル心理カウンセラーの資格を取るための勉強も始めた。
僕にとってここは居心地のいい場所で、リラックス出来るから好きだ。
気分転換したい時に来ることが多いのだが、最近来る頻度が多くなっているのは、僕が職場で問題を抱え、精神が疲弊していたからかもしれない。
コーヒーを飲み終えた後は、いつもカフェの向かいの本屋に立ち寄る。
入口から入って左奥手にビジネス書のコーナーがあり、真っ先に行くのは、決まってこの場所だ。
この日もいつものように左手奥に向かった。
まずは、新刊の紹介棚を上から下までなぞるように見る。
次に平積みされている本をなぞるように見る。
そこで気になった本は、手に取る。
キングコング西野亮廣さんの著書の『新世界』に出会ったのは、この時だ。
以前から気になっていたが、手に取ったのは今回が初めてだ。
圧倒的な内容、文字の重力に引き寄せられる。
本を読んで、そういう感覚の体験をしたのは記憶にない。
『最初に』が書かれているページをめくる度に、どんどん惹きつけられていくのがわかる。
(この本が欲しい!)
そう思うのに、60秒もいらない。
僕はすかざず財布を開いた。
(・・・。やっぱりな...)
財布の中にはお金が無かった。
これは、たまたまお金が入っていなかったのではなく、本を買えるお金を持っていないという意味だ。
だから驚きはしない。
定価はたしか1500円位だったと思う。その1500円が出せなかった。
もしかしたら、職場でも付き合いの悪い人間と思われていたかもしれない。
後輩と飲みにいっても基本的に割り勘である僕は、奢ってあげたいけど出来ない自分へ、いつも罪悪感に苛まされるので誘いを断ってきたのだが、理由は単純に自由に使えるお金が無いからだ。
もちろんそんなこと、誰にも言えないのだが...
日常的な金欠人間。
この理由はまたの機会に説明するが、好きな本を自由に買える余裕は、今の僕にはなかった。
(欲しいな。昼食を節約してお金を貯めて今度買おう)
本は買えなかったが、『はじめに』を読んだ僕は、モチベーションが高まってやる気に満ち溢れていた。
帰宅してもこの興奮がおさまらない僕は、ネットで『新世界』について検索した。
「えっ・・・・!?何これ・・・・・」
信じられなかった。
我が目を疑うとはまさしくこのことだ。
(マジかよ・・・嘘だろ・・・信じられない・・・)
なんとあの『新世界』がネット上で無料公開されているではないか。
僕はすぐさま読み始め、あっという間に全てを読み終えた。
どの章を読んでも面白く、魅力的な話が詰まっているが、僕が特に心を動かされたのは、
立ち読みで読んだ「はじめに」にの部分と、PC画面上で見る「おわりに」にの部分だ。
胸が締め付けられた。
でもそれは苦しい意味での締め付けではなく、感情を揺さぶられるポジティブな意味の締め付けだ。
「はじめに」に書かれている西野さんの過去が自分の置かれている状況と少し重なった。
「おわりに」に書かれている部分は、まるで僕宛てに書いてくれたのではないかと錯覚する程、心の奥の深いところに突き刺さった。
新世界を読み終えた僕は
(人生が上手くいかないのは、環境のせいでもなく、周りのせいでもなく、自分が弱いからなんだ。強くなりたい。大切な人達を守る強さが欲しい。
ここには強くなるための方法が書かれている。
これを実践すれば、僕も西野さんのように強くなれるかな。
なりたいな。いや、なるしか僕には選択肢はない)
ー・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・ー・
『新世界』の無料公開の本来の意図は、広告宣伝の実験だったはず。
この無料公開は、僕にとっては西野さんの意図するものとは違った意味かもしれない。
でも、無料だったから僕はここに書かれている情報を手にすることが出来た。
そして、運命を切り開いていく力をつけていくきっかけとなった。
この小説を書いている今も『新世界』は購入していない。
だけど、この小説が売れたお金で『新世界』を買うことが、僕の挑戦であり、目標であり、西野さんへの恩返しだと勝手に思っている。
その未来を必ず獲りに行こう!
ー・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・
強くなるための武器(情報)を持った僕。
この時から、僕のサッカー×エンタメ物語は始まった。
◪西野亮廣エンタメ研究所との出会い
こうして僕は西野さんのことが好きになった。
そうなったら西野さんの活動に俄然興味が湧くのは自然の流れだ。
『僕も西野さんみたいに人生を切り開いていきたい』
そんな想いを抱きながら西野さんの活動を片っ端から調べた。
当時の僕の情報の仕入れ方は、インターネットしか方法がわからなかったため、アメブロで西野さんの活動をチェックすることが日課となった。
もちろん【西野亮廣】でエゴサーチもする。ネットに出ているインタビューやYouTubeの動画など、出てくるものは片っ端からみていた。
活動を追いかけていると【西野亮廣エンタメ研究所】という単語が頻繁に出てくる。
どうやらこれはオンラインサロンと呼ばれるものらしい。
(オンラインサロン?なんだそれ?いろいろな活動をしているみたいだけど、一体どんな活動をしているのだろう?)
西野さんの活動を知りたい僕は、好奇心をくすぐられるばかり。
まるで思春期の頃の恋のように、【西野亮廣エンタメ研究所】に毎日想いを馳せていた。
もうこの気持ちが抑えられない。
もっと知りたい。
「西野亮廣エンタメ研究所に入りたい」
その想いを妻に伝えた。
元来、僕がやりたいことには基本的に許可を出してくれる妻だが、今回はOKが出る自信が無かった。
オンラインサロンって何かを上手く説明できる訳でもなく、ましてやエンタメが僕の仕事にあまり関係がない。
そんな状態で妻を説得できる程の話術もない。
(さて、どうしたものか...)
ところが妻の返答はあっさりしていた。
「いいよ。」
あまりにもあっさり入会の許可が下りた僕は、少々あっけにとられ、状況を理解するのに時間がかかったが、無事に入会することが出来た。
https://salon.jp/salons/view/1hc1srjr-johu-o7eg-33xn-r8u88p2slizf
(やった...!これで人生が変わるかもしれない)
全く根拠はなかったが、僕は人生が変わるという気持ちでいっぱいになった。
《余談》
実はこれまでfacebookをやったことがなかった。
SNSの食わず嫌いだった。
だけどエンタメ研究所に入るにはfacebookを開設しなければならない。
どーする?
とりあえずアカウントを作ってみよう。
入会するために開設した日が4月6日のことだったと思う。
西野さんのオンラインサロンの存在を知ってから一週間もたたず Facebook を開設し入会した。
今振り返るとSNSに対して距離を置いていた僕にしては、なかなかの行動力だったと思う。
やはり思春期の恋のように、情熱的で行動的だ。
こうして僕は無事にオンラインサロンに入会することになったのだが、この頃の僕の日課は
『オンラインサロンの過去記事を遡って読むこと』
『毎日の投稿記事を読むこと』
『アメブロを見ること』で情報を集めることだ。
何の情報を集めるかの目的はない。
ただROM専でひたすら記事を読んでいた。
仕事に使えるなと思ったものや面白いなと思ったものはメモに取り、ひたすら記事を読み漁った。
そんな毎日を繰り返して約3週間が経った4月27日のこと。
西野さんのあるブログの記事が目に留まった。
「僕たち日本人はどう生きるか?」by キンコン西野
https://ameblo.jp/nishino-akihiro/entry-12457135387.html
この記事には、『西野さんはエンタメ活動の一環として、フィリピンのスラム街に絵本を寄付している』という内容が書かれていた。
僕は海外の貧困地域への支援活動に以前から興味があった。
自分の生活に余裕があるわけではないし、過去に貧しい生活を経験したことがある訳でもない。
フィリピンという国にも、スラム街にも縁も所縁もない。
そこに特別な理由はなかった。
でも、なぜだろう?昔から気になっていた。ただそれだけだった。
僕は西野さんのサロンに入る時、僕は一つ決めていたことがあった。
『何でもいいから西野さんのようにまずアクションを起こす』ということだ。
だから僕はこの記事を見た時、海外の貧困地域に物資支援をすることを決めた。
この時もまだ支援する理由はなかった。
ただ、何か気になったというか、気付いたら行動を起こしていた。
(自分には何が出来るだろう?)
と考えていたところ、職場に不用品(衣類やサッカーボール)があることを思い出した。
上司に相談し、それを支援物資として活用しようと思った。
※以下はその時の僕の知識で計画をした海外支援を実行するために、約2週間かけてまとめた内容である
-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・
◪海外への支援活動における疑問点
◉支援物資についての疑問
・新品のみ必要とされているのか?
・大人サイズは必要とされているのか?
・東南アジア地域には、長袖の服は必要とされているのか?
◪輸送について
・輸送費はいくらか?
・そもそもどうやって運ぶか?
・NORA HAIR SALONのコンテナで一緒に送ってもらうことはできるか?
※西野さんのオンラインサロン記事(4/26)に、NORAの広江さん(代表)がフィリピンの店舗にコンテナで物資を輸送していて、そこに絵本も一緒に積載してもらうという内容が書かれていた。広江さんに協力してもらい、NORA経由で輸送が可能か確認、OKならば費用はいくらかかるか?
◪支援先はどこか?
・西野さんが設立するラオスの小学校?
・フィリピン(西野さんの記事にあったトンド地区?)
・ブラジルのスラム街?
・アフリカ地域?
・その他の地域?
◪クラウドファンディングを利用する案について
※輸送費がおそらく数十万円かかると思うので、費用をクラウドファンディングで集めようと考えた。
◪リターン品について
・不用品の中で、現地に需要がないものをリターン品として利用
⇒落札者がこれらを転売しないような対策が必要
・リターン品の金額
⇒相場イメージが湧かないから、自分の感覚で決める(もちろんある程度リサーチした上で)
・経験者に相談
⇒経験者って誰?
・仲間を募る
⇒どこで募る?そもそも仲間って誰?
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何をしたらよいか、何が正解かもわからないから、とりあえず頭に浮かんだことを書き留めた。
疑問点、問題点、実現するためのアイディアを並べたが、わからないことだらけだ。
自分なりの解決策を書き出したけど、クラウドファンディングはやったことがない。
特別な知り合いがいる訳ではなく、人脈も豊かではない。
信用はもちろん、人望もないから資金が集まるとは到底思えない。
そもそも職場から不用品も提供してもらえるのか、わからない。
NORAの広江さんが、自分の話を聞いてくれるのか、わからない。
だんだん不安な気持ちが強くなってきた。
そもそも、こういう活動は芸能人や経営者クラスの人じゃないと実現できないのではないか?という考えが頭をよぎる。
誰からも反対されていないのに、弱気な気持ちが強くなる。
この心理状態になるのは、自信がないから...?
いや、それは違う。
この行動を実行すれば、嘲笑ったり、否定したり、邪魔をしたりする人が現れるのではないか?
確かに、少し怖い。
自分自身が単に恥ずかしがっているだけではないか?
その気持ちはないかな。
失敗した時の自己嫌悪感、自信喪失感が怖いから?
これは少しある。プライドが高いのか、失敗することにすごく恐怖心を感じる。
(やっぱり僕には無理なことなのかな...)
そんな気持ちに支配され、心のブレーキがかかり、立ち止まりそうになった時に、そこから一歩を踏み出す力をくれたものがあった。
『えんとつ町のプペル』だ。
(作:にしの あきひろ )
https://r25.jp/article/581356883170827173
「行動しよう!たとえ一人でも」「行動しろ」「常識に屈するな」
「あの日、あの時、あの光を見た自分を信じろ」「信じぬくんだ」「たとえ一人になっても」
これらのフレーズが何度も頭の中を駆け巡る。
そして西野さんの「大丈夫、いけるよ」という言葉が頭から離れない。
(・・・・)
頭の中は空っぽだ。だけど、とりあえず時間がかかってもいい、期待通りの成果が得られなくてもいい、それでも出来ることを1つずつしていこう。
そう思えるようになった僕は、スマホを片手に取った...
続く…
映画 えんとつ町のプペル 12/25公開
https://www.famitsu.com/news/201912/25189733.html
↑映画の情報はこちらより
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プロフィールに記載のあるInstagramアカウントより、サッカー×エンタメ物語のエピソードを日記形式でアップしています。西野さんとの絡みも少し書いてます。
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