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Bリーグファイナルで改めて実感したディフェンスの面白さ

バスケットボールは速い展開が特徴で、オフェンス(攻撃)やシュートに注目されがちだ。でもチームとしての面白さが出るのはディフェンス(守備)だと思う。

オフェンスもセットプレーなどチームで合わせないといけないが、ディフェンスこそチーム力と気持ちの強さが問われるところ。それを改めて実感したのがBリーグのチャンピオンシップファイナルだった。

ファイナルの顔合わせは、セミファイナルをシーズン終盤無双状態だった川崎ブレイブサンダースに2連勝した宇都宮ブレックス西地区王者の琉球に2勝1敗で勝ち上がってきた千葉ジェッツふなばし

ファイナルが始まる前は、セミファイナルで王者としての圧倒的な対応力を見せた宇都宮ブレックスが有利と思っていた。ロシター、スコット、ギブスのビッグラインナップに、比江島や渡邊の入り出すと止まらないスリーポイント。これに千葉ジェッツがどう対応してくるのか、と見どころ満点のファイナルだった。

Bリーグのファイナルは今年から3戦方式となり、2戦とった方が優勝が決まる。このファイナルでは3戦まで戦うことになり、どの試合も目が離せない展開となった。

その中でも一番面白いと思ったのがGAME1での千葉ジェッツのディフェンスだった。宇都宮ブレックスは所々でビッグラインナップで固めてきて、それに対し千葉ジェッツは3-2のゾーンディフェンスで対応してきた。これによってロシター選手やスコット選手はインサイドに入れず、攻撃のリズムを崩された。バスケットは攻撃のリズムが悪いとシュートの確率が悪くなる。

そのほかにも千葉ジェッツらしいオフェンスができたからこそ勝てたこともあるが、こういったディフェンスを徹底できた千葉ジェッツだからこそGAME1を圧勝できたと思う。

なぜここでこのディフェンスなのか、そんなことを自分なりに考えながらみるとバスケットボールは面白いと改めて感じた試合だった。個人的にもゾーンディフェンスをするのが好きだったのもあって、このシーンがとても印象に残ったのだと思う。

もう2020-21は終わってしまったが、すでに2021-22シーズンが待ち遠しい!

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